第一帖(292帖)
富士は晴れたり世界晴れ、三千世界が一度に晴れるのだぞ、世の元の一粒種の世となったぞ、松の御代となったぞ、世界中を揺すって目覚まさすぞ、三千年の昔に返すぞ、煎いり豆に花咲くぞ、上下ひっくり返るぞ、水も洩もらさん仕組みぞ
第二帖(293帖)
神の国を足の踏む所無いまでに穢してしまっているが、それで神力は出ぬぞ、臣民無くなるぞ、残る臣民三分難しいぞ、三分と思えども、二分であるぞ、邪魔せん様に、分からん臣民見物して御座れ、ここまで知らせても眼覚めん臣民なら手を引いて見ていて御座れ、見事仕上げて見せるぞ、スズメはチュウチュウ、カラスはカァカァ
第三帖(294帖)
神烈しく、人民静かにせよ、言った事必ず行わねばならんぞ、天から声あるぞ、地から声あるぞ、身魂みたま磨けばよく分かるのだぞ、旧九月八日までに綺麗に掃除しておけよ、残る心、獣けだものぞ、神とならば食う事も着る事も住む家も心配なくなるぞ、日本晴れとはその事だぞ
第四帖(295帖)
幾いくら誠を申しても、誠は咽喉のどにつかえて呑み込めぬから、誠の所へは人民なかなか集まらんなれど、今度の御用は臣民沢山は要らんぞ、何もかも神が仕組んでいるのだから、人民しようとて何も出来はせんぞ、神の気概きがいに叶わん人民は地の下になるのだぞ、神示が分からねば一度捨てて見ると分かるのだぞ
第五帖(296帖)
この先どうしたら良いかと言う事は、世界中金の草鞋わらじで捜しても、ここより他では分からんのだから改心して訪ねて御座れ、手を取って良き方に廻してやるぞ
神の国の政治はものを活いかす政治と申してあろうが、もの活かせば、経済も政治も要らんぞ、金もの言う時から、物もの言う時来るぞ、誠がもの言う時来るぞ
第六帖(297帖)
今の世に出ている守護神は悪神を天の神と思っているから中々改心難しいぞ、今までの心スッカリと捨てて生まれ赤子となって下されと申してあろうが、早く改心せねば間に合わん、残念が出来るのぞ
この神示分からん内から分かっておらんと、分かってから、分かったのでは人並みだぞ、地の規則が天の規則となる事もあるのだぞよ
第七帖(298帖)
偉い人が皆、俘虜とりことなるぞ、夜明け近くなったぞ、夜明けたら何もかもはっきりするぞ、夜明け前は闇より暗いぞ、慌てるでないぞ、神の国一度負けた様になって終しまいには勝ち、また負けた様になって勝つのだぞ
腹の中のゴモク一度に引っ張り出してもならぬし、出さねば間に合わんし、いよいよ荒事あらごとにかかるからその積つもりで覚悟よいか、分からん人民は退いて邪魔せずに見物して御座れよ
第八帖(299帖)
神の国には昔から神の民しか住めんのであるぞ、幽界ゆうかい身魂みたまは幽界行き、一寸の住むお土も神国には無いのぞ、渡れん者が渡って穢してしまっているぞ、日本の人民、大和魂やまとだましいどこにあるのぞ、大和魂とは神と人と融け合った姿ぞ
戦いくさがいよいよ烈はげしくなると、日本の兵隊さんもこれは敵わんと言う事になり、神はこの世にいないと言う事になって来るぞ、それでどうにもこうにもならん事になるから、早く神に縋すがれと申しているのぞ、誠で縋ればその日から良くなるぞ、神力現われるぞ
今度の建て替えはこの世始まって無い事であるから、戦ばかりで建て替え出来んぞ、世界隅々まで掃除するのであるから、どの家もどの家も身魂みたまも身魂も、隅々まで生き神が改めるのだから、辛い人民沢山出来るぞ
身魂の神がいくら我が張っても、人民に移っても、今度は何も出来はせんぞ、世の元からの生神でない事には出来ないのであるぞ、それで素直に言う事聞けと、くどく申すのぞ、今度は神の道もさっぱりと作り変えるのだぞ、臣民の道は因もとより獣けものの道も作り変えぞ、戦の手伝い位は誰でも出来るが、今度の御用は中々に難しいぞ
赤いものが赤い中にいると色無いと思うのぞ、気付けてくれよ、悪神の守護となれば自分で正しいと思う事が悪となるのだぞ、悪も改心すれば助けてやるぞ、海の御守護は竜宮の乙姫様ぞ、海の兵隊さん竜宮の乙姫殿まつりくれよ、まつわりくれよ、竜宮の乙姫殿の御守護ないと海の戦は、鳧けりつかんぞ
朝日輝る夕日ただ射す所に、宝を埋めて置いてあるぞ、宝愈々いよいよ世に出るぞ、民の改心なかなか難しいぞ、人民の改心第一ぞ、顔は今日でも変わるぞ
第九帖(300帖)
悪のやり方は始めはどんどん行くなれど九分九厘でグレンぞ、善のやり方は始め辛いなれど、先行く程良くなるぞ、この世に何一つ出来んと言うこと無いこの方のする事ぞ、言う事聞かねば、聞く様にして聞かすぞ、因縁だけの事はどうしてもせねば今度の峠は越せんのだぞ、ここの役員は皆因縁ミタマばかり、苦労しただけお蔭かげあるぞ
第十帖(301帖)
今度役目が決まったら、末代続くのだぞ、善も末代ぞ、悪も末代ぞ、神示に出た通りの規則となるぞ、この世は一ひであるぞ
我の身体からだ我の自由にならぬ時来たぞ、神に縋すがるより仕方なくなって縋ったのでは間に合わんぞ、今度はいろはの世に戻すぞ、ひふみの世に戻すぞ、素直にすれば魂たま入れ替えて良い方に廻してやるぞ、喜びの身と致してやるぞ
第十一帖(302帖)
今の法律この方嫌いじゃ、嫌いのもの無くするぞ、凝こり固まると害そこなうぞ、この道、中行く道と申してあるが、あれなら日月の民ぞと世間で言う様な行いせねばならんぞ
神の国と申すものは光の世、喜びの世であるぞ、虫けらまでてんし様の御光に集まる喜びの世であるぞ、見事この方について御座れ、手引っ張って峠を越させてやるぞ
第十二帖(303帖)
前にも建て替えはあったのだが、三千世界の建て替えでは無かったから、どの世界にでも少しでも曇りあったら、それが大きくなって悪は走れば、苦労に甘いから神々様でも悪に知らず知らずになって来るのだぞ
それで今度は元の生神が天晴れ現われて、悪は影さえ残らぬ様、根本からの大洗濯するのぞ、神々様、守護神様、今度は悪は影も残さんぞ、早く改心なされよ、立て替えの事は学や智では分からんぞ
第十三帖(304帖)
この世界は浮島であるから、人民の心通りに悪くも良くもなるのだぞ、食う物が無いと申して歩き廻っているが、餓鬼に食わす物はもういくら捜しても無いのだぞ、人は神の子だから食うだけの物は与えてあるぞ、神の子に飢え死には無いぞ、弥栄いやさかのみぞ
ここは先ず世界の人民の精神良くする所であるから、改心せねばする様致すぞ、分からんのは我われを構う人が慢心しているからぞ
第十四帖(305帖)
裏切る者沢山出て来るぞ、富士と鳴門の仕組み、諏訪すわマアカタの仕組み、ハルナ、カイの御用なされよ
悪の大将よ、早く改心なされよ、悪の神々よ、早く改心結構であるぞ、いくら焦っても足掻あがいても神国の仕組みは分かりはせんぞ、悪とは申せ大将になる身魂ぞ、改心すれば、今度は何時までも結構になるのぞ
日本の臣民人民皆思いが違うとくどく知らせてあろうが、まだ我がを捨てぬが、水でも掃除するぞ
第十五帖(306帖)
この神示はウブのままであるから、その積りで受け取ってくれよ、嘘は書けん根本だから、この神示通り天地の規則決まるのだぞ、心得て次の世の御用にかかってくれよ
世界の事だから少し位の遅し早しはあるぞ、間違い無い事だぞ、大将が動く様では治まらんぞ、真中動くでないと申してあろうが、この世の頭かしらから改心せねばこの世治まらんぞ、この方に頼めばミコトでお蔭やるぞ、竜宮の乙姫殿、御活動ぞ
第十六帖(307帖)
火と水と組み組みて地くにが出来たのであるぞ、地つちの饅頭の上に初めに生えたのが松であったぞ、松は元のキだぞ、松植えよ、松供えよ、松ひもろぎとせよ、松を玉串たまくしとせよ、松食おせよ、何時も変わらぬ松心となって下されよ、松から色々な物が生み出されたのぞ、松の国と申してあろうが
第十七帖(308帖)
カイの奥山は五千の山に祀ってくれよ、二の山、三の山、四の山に祀ってくれよ、七月の十と二日に天晴れ祀ってくれよ、釈迦祀れ、キリスト祀れ、マホメット祀れ、まだまだ祀る神様あるぞ、いよいよ富士晴れるぞ、今の人民が良いと思っている事、間違いだらけぞ、ここまでよくも曇りなされたなぁ
第十八帖(309帖)
人民同志の戦では敵わんと言う事よく分かったであろうがな、神と臣民融け合った大和魂でないと勝てん事ぞ
悪神よ、日本の国をここまでよくも穢けがしたな、これで不足はあるまいから、いよいよこの方の仕組通りの艮とどめにかかるから、精一杯の御力でかかって御座れ、学問と神力の艮とどめの戦いくさだぞ
第十九帖(310帖)
改心次第で善の霊たまと入れ換えてその日から善き方に廻してやるぞ、天の異変に気を付けろとくどく申してあろうがな、宵よいの明星が東へ廻っていたらいよいよだぞ、道はまっすぐに行けよ、寄り道するで無いぞ、わき目をふると悪魔が魅み入るぞ、それも我の心からぞ
第二十帖(311帖)
ここまで来れば大丈夫だぞ、心大きく持って焦らず御用せよ、食べ物にひもじくない様に身も魂も磨いておけよ
もう何事も申さんでも天と地にして見せてあるからそれを良く見て、改心第一ぞ、悪は霊力が利かん様になったから最後の足掻あがきをしているのだぞ、人を助けておけば、その人を神が助けるぞ
神界と現界の事はこの神示よく分けて読みて下されよ、これからいよいよの御用あるぞ、皆の者も同様ぞ
第二十一帖(312帖)
旧九月八日からの祝詞は初めにひとふたみと唱え、終わりに百千卍ももちよろずと宣のれよ、息乱れぬようにせよ
お神山を作る時は何方どちらからでも拝める様にしておけよ、一方から拝むだけでの宮は我よしの宮ぞ、何もかも変えてしまうと申してあろうが、神徳しんとく貰えば何事も分かって来るのだぞ、要らんもの灰にするのだぞ
第二十二帖(313帖)
世が変わったら生命は長くなるぞ、今まで上にあがって楽をしていた守護神は大峠越せん事になるぞ、肉体ある内に改心しておかんと霊になっての改心難しいぞ
悪も御苦労の御役、この方について御座れ、手引いて助けてやると申してあろうがな、悪の改心、善の改心、善悪無い世を光の世と申すぞ
第二十三帖(314帖)
国々所々に、神人かみひと鳴り動く、道は世にひらき極む日月地ひつきくに更に交わり結び、その神々ひらき弥栄え、大地固め成り誠の神と現われ、正し、三神は世に出づ、ひふみと鳴り成るぞ、正しくひらき弥栄えて更に尽きず、鳴る道に成り、交わる永遠の世、光る事は永遠の大道、息吹き大地に充ち満つ、道展ひらきて尽きず、極まり成る神の道、苦しむ道をひらき、日月地に苦しむ、喜び出で神の国むすび、悉ことごとく歓喜弥栄ゆ
第二十四帖(315帖)
早く早くと申せども立体の真道まみちに入るには小我しょうがが死なねば、大我たいがも無き道ぞ
元栄えひらき鳴る神、元にひらき成る神、元津神、日の神、極み極まり足り、いよいよ月の神、孕み交わり栄ゆ、成りむすび、神々極まるところ、ひふみ、よろず、ち、もも、とひらく歓喜の大道、神々更に動きひらき栄ゆ、元津神のナルトの秘密、永遠に進みいき、ひらき極む元津大神かくりみ、次になる神、隠身のナルトぞ、富士栄え、火の運動うごき、渦巻鳴り極みに極みて、地また大地動き、渦巻くぞ、真理なりて極まり、鏡の如くなり極まりて、動きひらき、極まりて大道、遂に成るぞ
第二十五帖(316帖)
ムからウ生まれ、ウからム生まれると申してあるが、ウムを組み組みて、力が生まれるのだぞ、今度の大峠はムにならねば越せんのだぞ、ムがウだぞ、世の元に返すのだと申してあろうが、ムに返れば見え透くのだぞ、風の日もあるぞ
第二十六帖(317帖)
カイの奥山開き結構結構、奥山は元ぞ、中山は介添えぞ、一の宮ばかりでないぞ、二の宮、三の宮、四の宮、五の宮、六の宮、七の宮まで作ってよいぞ、国々の隅々まで宮を作ってくれよ、どこにでも神まつれと申してあろうが、てんし様まつれと申してあろうが、まつり結構、まつれば喜ぶ事が起きるぞ
第二十七帖(318帖)
攻め来る敵は駿河灘、富士を境に真っ二つに先ず切り取って残るものを七つに切り裂く仕組みなり、されど日本は神の国、最後の仕組みは神力により天も地も一つに混ぜし大嵐、寄せ来る敵は魂まで一人残らず無のうにする、晴れたる富士の清々すがすがし夜明けの御用を務めなさい
第二十八帖(319帖)
保食うけもちの神様祀らずにいくら野山を拓いたとしても作物を作ることは出来ないぞ、煎いり豆に花咲くめでたい時となっているのに何して御座るのぞ、いくら人民の尻叩いて野山を切り拓いても食物三分難しいぞ、神々様まつれと申してあろうが
野を拓く時は野の神様まつれ、物作る時は保食うけもちの神様まつれ、産土うぶすなの神様にもお願いしてお取次ぎ願わねば何事も成就せんぞ、人民の学や智ばかりで何が出来たか、早く改心第一ぞ
山も川も野も人民も草も木も動物虫けらも何もかもこの方の徳であるぞ、それぞれの御役あるのだぞ、学や智を捨てて、天に向かえ、地に向かえ、草に向かえ、生物に向かえ、木に向かえ、石もの言うぞ、草もの言うぞ
第二十九帖(320帖)
この巻は松の巻、豊受とようけの大神様をお山の富士に祀り、箸はしを供えてから、お下げした箸を皆に分けてやれよ、食物に困らない様に守って下さるぞ
仕組み少し早くなったから、かねて見せてあった事を八月八日から始めてくれよ、火と水に気をつけよ、火と水拝めよ、キの御用大切ぞ、ケの御用大切ぞ、クの御用大切ぞ、神は気引いた上にも気引くから、とことん試すからその積つもりでお蔭かげ落とさん様にせよ、二十五柱役員ぞ、慢心すれば替え身魂みたまを使う