第二十六帖(536帖)

与えてあるのになぜ手出さぬ、より良き教えに変わるのは、宗祖しゅうその喜ぶことくらい分かるであろう、うまいこと申して人集めると、うまいこと申して人が去るのであるぞ、西と東に宮建てよ、建てる時近づいたぞ

間に合う守護神、九分通り悪になっているぞ、経たてには差別あるぞ、緯よこは無差別ぞ、この道理分からねば一列一平とならん、金欲しい者には金儲けさせてやれよ、欲しいもの与えてやれよ、人間心、神心、逆様じゃ、与えることは頂くこと、まだ分からんか

皆なにも天国に行く様になっているではないか、この世でも天国、あの世でも天国、めでたいなぁ、地獄説く宗教は滅びるぞ、地獄と思う者は、地獄をつくって地獄に住むぞ、地獄激しくなるぞ

人間の力ちからだけでは、これからは何も出来ん、アカの世からキの世になるぞ、世は七度の大変わりと知らせてあろう、次の世はキの世、口を静かにせよ


第二十七帖(537帖)

何故、喜びキを受けぬのじゃ、宗教は無くなってしまうぞ、誠光るのじゃ、光のマコトの宗教生まれるのじゃ、その時は宗教でないぞ、心得なされよ

かしわでとカシワデと二つあるぞ、柏手は誓いとチカイの印しるし、手を摺こするのは願いの印しるし


第二十八帖(538帖)

外が悪くて、中が良いということ無いのじゃ、外も中も同じ性を持っているのじゃ、時節来ているから、このままにしておいても出来るが、それでは人民可哀想だから、くどく申しているのじゃ、三千年花咲くぞ、結構な花、三年、その後三年であるぞ次の三年めでたやなぁ、めでたやなぁ

ヒカリの神示ふで裏まで読んで見なされ、よく解って、ビシビシとその通りになっておろうがな、このほう念じてやれよ、この火この水ぞ、この火ばかりと思うなよ、火と水だぞ、善き火に廻してやるぞ、善き水にも回してやるぞ

しくじりも人間にはあるぞ、しくじったらやり直せよ、しくじりは火と水の違いぞ、このことよく心得てなされよ、しくじり、しくじりで無くなるぞ、何も思案、投げ首一番罪深い、皆それぞれに喜び与えられているでないか、何を不足申すのぞ


第二十九帖(539帖)

二二ふじの盗み合い、世の乱れ心して、怪しいと思うことは、たとえ神の言葉と申しても一応は考えよ、神の言葉でも裏表の見境なく、ただ信じてはならん、サニワせよ、薬、毒となることもあると申してあろうが、馬鹿正直が、誠の道見失うことあると申してあろうが、道は易し、楽し、楽しく無いのは道ではないぞ、奉仕ではないぞ

世界に呼びかける前に、日本に呼びかけよ、目覚まさねばならんのじゃ、それが順序と申すもの、神示で知らせてあろうが、ここは種を作る所、種は人民で作れんぞ、神の申す様、神の息頂いただいて下されよ

天の道、地の道、天地の道あるぞ、人の道あるぞ、何もかも道あるぞ、道に外れたもの外道じゃぞ、道は一筋ぞ、二筋ぞ、三筋ぞ、曲がっているぞ、真っ直ぐであるぞ、心得なされ、節分からオーヒツキオーカミと現われるぞ、讃たたえまつれ、三年の大ぐれ


第三十帖(540帖)

一四三〇、一四三〇、改心早く結構ぞ、道知るのみでは何もならん、道を味わえよ、歩めよ、大神の道には正邪無いぞ、善悪無いぞ、人の世に映って、正と見え邪と見えるのじゃ、人の道へ映る時は曇っただけのレンズ通すのじゃ、レンズ通してものを見ると逆立ちするぞ、神に善と悪あるように、人の心に映るのじゃ、レンズ外せよ、レンズ外すとは神示読むことぞ、無き地獄、人が生むぞ、罪ぞ、曲がりぞ

今までは影の守護であったが、岩戸ひらいて表の守護となり、裏表揃った守護になったら、誠の守護ぞ、悪も善も、もう隠れるところ無くなるぞ


第三十一帖(541帖)

人民それぞれに用意してくれよ、自分出しては集団まどい壊すぞ、力ちから出ないぞ、早く作れよ、的まととせよと申してあろうがな、マトは光りの射し入る所、的として月一度出せよ、自分の小さいこと知れる者は、神の国近づいたのであるぞ


第三十二帖(542帖)

神の道に進むために、罵ののしられることは人民の喜びぞ、その喜び越えて、神の喜びに入れば罵られること無いぞ、神敬うはまだまだじゃぞ、早くサトって、神に溶け入れよ


第三十三帖(543帖)

神の国、神の宮早くつくれ、今度ここへ神が引き寄せた者は、皆キリストじゃ釈迦じゃぞと申してあろう、磨けば今までの教祖にもなれるミタマばかりぞ、それだけに罪深いぞ、岩戸あけて、めぐり果たせたいのじゃ、このこと腹によく分かるであろうが


第三十四帖(544帖)

世界平たく、胸の掃除からハラの掃除ぞ、理智りちが誠の愛ぞ、悪も神の御子、絶対の責任は神、相対の責任は人民、親よりも師よりも神を愛せよ、その親、師は神からさらに愛されるぞ

オークニトコタチの神がオースサナルの神様なり


第三十五帖(545帖)

お父様がの大三〇おおかみさま、お母様がつきの大三〇おおかみさまなり

奥山から出たものは奥山に帰り、また奥山から更に弥栄となって出るのであるぞ、大切なもの皆与えてあるでないか、人民はただそれをどんなにするかで、よい様に楽にしてあるぞ


第三十六帖(546帖)

誠に求めるならば、神は何でも与えるぞ、与えているでないか、御用は神示ふで見んと、分からん道理が分からんか、誰にも知れんこと、知らせて型して、見せてあるでないか


第三十七帖(547帖)

集団まどいは天国の組織同様にせよ、横にはウクスツヌフムユルウの十柱ぞ、縦にはアイウエオの五柱ぞ、結構じゃなぁ、横だけでも片輪かたわ、縦だけでも片輪かたわ、この方は見えんであるぞ

現れは神示じゃ、よく相談し合って、結構致しくれよ、弥栄えるぞ、秘文ひふみ読めば分かる、神業かみわざ奉仕すれば、自らめぐり取れるのじゃ、めぐり無い者、一人もこの世におらん


第三十八帖(548帖)

心次第で皆救われる、悪には悪の道があるぞ、それ知らん善の神では、悪抱き参らすこと出来ん、因縁あっても曇りがひどいと、御用難しいぞ

この世の人民の悪は幽界にうつり、幽界の悪がこの世にうつる


第三十九帖(549帖)

見渡せば見事咲きたり、天狗の鼻の

二人でせよと申してあるのは、裏表合わせて一つぞ、二人で一人でせねばならん、統一無いところに力生まれんぞ

人民の奉仕は神への奉仕、生活は奉仕から生まれる、世界は大きな田畑、それ蒔け、それ蒔け、種を蒔け


第四十帖(550帖)

何どうにもこうにも手付けられまい、この世は浮島ぞ、人民の心も浮島ぞ、油断禁物

ひふみの食べ方心得たら、今度は気分ゆるやかに、嬉しウレシで食べよ、天国の食べ方ぞ、一切は自分のものと申してあろう、上も下も右も左も、皆自分のものぞ、自分ぞ、そこに誠の愛生まれるぞ


第四十一帖(551帖)

この方の許もとへ引き寄せた人民、八分通りは皆、一度や二度は死ぬる生命を神が助けて、めぐり取って御用させているのぞ、肚はらに手を当てて考えよ、成る程なぁと思い当たるであろうが、喉元過ぎて忘れて居ろうが、奉仕せよ、どんな御用でも勇んで務めよ


第四十二帖(552帖)

神示読めば、神示の気通うぞ、神示読めよ、神示うつせよ、うつす御役、結構じゃなぁ、うつせ、うつせ、人にうつせよ、世界にうつせよ、悪の身魂を和なごめ、抱き参らすには理解大切じゃ


第四十三帖(553帖)

野見よ、森見よと申してあろう、水の流れにも宗教あるぞ、これを人民、勝手に宗教に一度下げるから、神冒おかすことになるのぞ、引き下げねば分からんし、心で悟れよ、覚めの生活弥栄えるぞ、天国の礎いしずえ出足の地場は二二ふじからじゃ、二二ふじの道は秘文ひふみの道じゃ、和じゃ


第四十四帖(554帖)

たてまつる歌、書かせて置いたのに何故読まんのじゃ、大き声で読み上げよ、歌うたいくれと申してある時来ているぞ、歌でイワトひらけるぞ、皆歌え唄え、各おのも各も心の歌つくって奉れよ、歌結構ぞ

ひふみゆら、ひふみゆらゆら、ひふみゆらゆら、かけまくも、かしこけれども、歌たてまつる

御まえに、歌たてまつる、弥栄み歌を、世を救う、大みいわざぞ

みことかしこしまさに今、神のみことを、このみみに聞く、三千世界、救うみわざぞ

こと正し行かな大神の、しきます島の八十島やそしまやさか、天あまかけり、地くにかける神も、みひかりに伏す

堪えに堪えし、三千年の、イワトひらけぬ、したたみも、いはひもとほり、神に仕えん

大稜威みいず、あぎとう魚も、ひれ伏し集う、かむながら、みことの朝を、みたみすこやかに

神の子ぞ、み民ぞ今の、この幸になく、国原くなばらは、大波打ちて、みふみを拝す

天もなく、地もなく今を、みことに生きん、大みつげ、八百万神も、勇みたつべし

天地の、光りとなりて、みふで湧き出づ、一つ血の、みたみの血今、湧きて止まらず

大みこと、身に甦よみがえる 遠つ祖神おやの血、すでに吾れ、あるなし神の、辺にこそ生きん

高鳴るは、吾か祖の血か、みつげ尊し、吾れあらじ、神々にして、祈らせ給う

天地も、極まり泣かん、この時にして、かってなき、大みつげなり、たたで止むべき

天地も、極まりここに、御代生まれ来ん、大き日の、陽にとけ叫ばん、くにひらく道

みことのり、今ぞ輝き、イワトひらけん

宮柱、太しき建てて、神のまにまに、抱き参らせ、大御心に、今ぞこたえん

言いむけ、まつろはしめし、みことかしこし、ただ涙、せきあえず吾は、御まえに伏す

ささげたる、生命いのちぞ今を、神と生まれます、大まえに、伏すもかしこし、祈る術すべなし

今はただ、いのちの限り、太道たいどう伝えんを、祈りつつ、限りつくさん、みたみなり吾

いのち越え、大きいのちに、生きさせ給え、ひたすらに、みことかしこみ、今日に生き来し

言霊ことだまの、言こと高らかに、太陽にとけな、天に叫び、吾われに鞭むち打ち、今日に生き来し

嵐となり、あまかけりなば、この心癒えんか、走りつつ、今海出づる、大き月に叫ぶ

みみ隠し、生命と生まれて、遠つ祖神おやさか、神々の智は弥栄え、ここに吾れたつ

御民皆、死すてうことの、ありてあるべき、あな爽やけ、御民栄えあり、神ともに行く

さあれ吾の、生命尊し 吾われを拝がみぬ

みずくとも、苔むすとても、生きて仕えん、いゆくべし、曲まがの曲まがこと、断たで止むべき

かえりごと、高ら白しらさんと、今日も死を行く、追い追いて、山の尾ことに、まつろはさんぞ

追いはらい、川の瀬ことに、曲まがなごめなん、みことなれば、天あめの壁立つ、極み行かなんと心の、雄叫び天も、高く鳴るべしまさ言ごとを、まさ言として、知らしめ給え

たな肱ひじに、水泡みなわかきたり御稲みとし育てんを、むか股またに、ひじかきよせて、たなつつくらん

狭田おさた長田、血潮とならん ことに生き行く、言さやぐ、民ことむけて、神にささげん

にぎてかけ、共に歌わば、イワトひらけん

大き日に、真向かい叫ばん、神の御名を、道端の、花の白きに、祈る人あり

柏手の、ひびきて中今いまの、大きよろこび、悔ゆるなく、御まえに伏し、祝詞のりと申すも

祝詞のりとせば、誰か和し居り、波の寄す如ごとし、祝詞申す、わが魂に、呼ぶ何かあり

御まえに、額ぬかずきあれば、波の音聞こゆ、悔ゆるなき、一日ひとひありけり、夕月に歩す

曇りなく、今を祝詞す、幸さきはえたまえ、奉る、歌きこし召せ、幸さきはえ給え

ひふみよい むなやここたり ももちよろづう


第四十五帖(555帖)

相談相談と申して、見物を舞台に上げてはならん、見物は見物席ぞ、祈り祈り結構と申して、邪の祈りは邪の道に落ちるぞ、色々のお告げ出ると申してあろうが、今その通りじゃ、お告げに迷うぞ、審神さにわして聞けと申してあろう、審神して聞け、分からなくなれば神示見よ


第四十六帖(556帖)

今度の仕組み、まだまだナルのじゃ、なってなって、なりの果てに始めて成るぞ、生むぞ

先ず金が無ければと申しているが、その心には誠無いぞ、キが元とあれ程申しても、未だ分からんのか、役員どうどうめぐり


第四十七帖(557帖)

ナルとは成る言ことぞ、成るは表、主ぞ、ウムとはのこと、生むは裏、従ぞ、ナルは内、ウムはソト、ナルには内の陰陽合わせ、ウムにはソトの陰陽合わせよ、成ると生むは同じであるぞ、違うのじゃぞ、成ることを生むと申すことあるぞ、生むこと、成ると見ることあるぞ、ナルとはこと、自分が大きく成ることぞ、自分の中に自分つくり、内に生きることぞ、ウムとは自分の中に自分つくり、外におくことぞ、このこと分かれば石屋の仕組み分かる


第四十八帖(558帖)

神の御用と申して、まだまだ自分の目的立てる用意しているぞ、自分に自分が騙されん様に致してくれよ、自分の中に、善の仮面を被った悪が住んでいるのに気づかんか

祓い清めの神がスサナルの神様なり、サニワの神はウシトラのコンジン様なり、それぞれにお願いしてから、それぞれのこと行ぎょうぜよ

この道に入って、始めの間は返って損したり馬鹿を見たりするぞ、それはめぐり取って戴いているのぞ、それが済めば苦しくても、何処かに光見出すぞ、お蔭のはじめ、次に自信ついて来るぞ、胴が据わって来るぞ、心が勇んで来たら、お蔭大きく光り出したのじゃ

悪の霊はミゾオチに止まりがちぞ、霊の形は肉体の形、肉体は霊の形に従うもの、このこと分かれば、この世のこと、この世とあの世の関係がはっきりするぞ、足には足袋たび、手には手袋


第四十九帖(559帖)

上の一番の番頭、大将が悪いのではない、一の番頭が良くないのぞ

親に背くは良くないが、真理に背くは尚悪い、眷属けんぞくさんにも御礼申せよ、大神様だけでは仁義になりませんぞえ、月日様では世は正されん、日月様であるぞ、日月様が、ひつきおおかみとなりなされて、今度のイワト開きあけるぞ、ふで当分二字を通じて出せよ、与えよ、と二と千とセとワとホとは、先ず奥山


第五十帖(560帖)

口で言う事よく聞けよ、肉体で言うこと、神の申すことよく聞きわけ下されよ、霊媒れいばい通じてこの世に呼びかけて来る霊の、九分九分九厘は邪霊であるぞ、激しくなるぞ

世界一平、まだまだ出来そうで出来ない相談、奥の奥を見通して下され、動きは必要であれど、皮をむくぞ、次も駄目、次も駄目、その次が誠の一家じゃ、寒い所は暖かく、暑い所は涼しくなるぞ、仏には仏の世界はあれど、三千年でチョンぞと申してあろう

神示を示すのに、順を乱して来るぞ、慾出して下さるなよ、順乱れる所に神のはたらき無いぞ、人民自由にせよと申して、悪自由してならん