第一帖(237帖)
岩戸の巻書き知らすぞよ、岩戸をひらくには神人かみひと共にゑえらぎ賑わうのだぞ、カミカカリして唄い舞うのだぞ、ウズメノミコトいるのだぞ、ウズメとは女のみでないぞ、男もウズメだぞ、女のタマは男、男のタマは女と申してあろうがな
ヤミの中で踊るのだぞ、唄うのだぞ、皆のものウズメとなって下されよ、暁を告げる十理とりとなって下されよ、カミカカって舞い唄い下されよ、カミカカリでないとこれからは何も出来ぬと申してあろうがな
第二帖(238帖)
キつけてくれよ、キが元だぞ、キから生まれるのだぞ、心配れと申してあろうが、心のもとはキだぞ、総すべてのもとはキであるぞ、キは「よろこび」だぞ
臣民皆にそれぞれのキ植え付けてあるのだぞ、嬉しキは嬉しキこと産むぞ、悲しキは悲しキこと産むぞ、恐れは恐れ産むぞ、喜べば喜ぶ事あるぞと申してあろうがな、天災でも人災でも、臣民の心の中に動くキの儘ままになるのだぞ、この道理分かるであろうがな
爆弾でも当たると思えば当たるのだぞ、恐れると恐ろしいことになるのだぞ、ものはキから生まれるのだぞ、キが元ぞ、くどくキを付けておくぞ、ムのキ動けばムくるぞ、ウのキ動けばウくるぞ、どんな九十ことでもキあれば出来るぞ、キから生れるぞ、勇んで神の御用務めて下されよ
第三帖(239帖)
二二ふじは晴れたり日本晴れ、びっくり箱愈々いよいよとなったぞ、春マケ、夏マケ、秋マケ、冬マケてハルマケドンとなるのだぞ、早く改心しないとハルマケドンの大峠越せんことになるぞ
大峠となったらどんな臣民もアフンとしてもの言えんことになるのだぞ、なんとした取り違いであったかと地団駄踏んでもその時では間に合わんのだぞ、十人並みの事していては今度の御用は出来んのだぞ、逆様に返ると申してあろうが、大洗濯だぞ、大掃除だぞ、グレンだぞ、二二ふじに花咲くぞ
第四帖(240帖)
この方この世の悪神とも現われるぞ、闇魔えんまとも現われるぞ、悪と申しても臣民の申す悪では無いぞ、善も悪も無いのだぞ、審判の時が来ているのに気づかぬか
その日その時裁かれているのだぞ、早く洗濯せよ、掃除せよ磐戸いわといつでも開くのだぞ、善の御代来るぞ、悪の御代来るぞ、悪と善とたて別けて、どちらも生かすのだぞ、生かすとは神のイキに合わすことぞ、イキに合えば悪は悪でないのだぞ、この道理よく肚はらに入れて、神の心早く汲み取れよ、それが洗濯だぞ
第五帖(241帖)
天あま盛り地くに盛ります御代となるぞ、臣民の心の中にいけておいた花火愈々いよいよひらく時来たぞ
赤い花火もあるぞ、青いのもあるぞ、黄なのもあるぞ、それぞれのミタマによってその色ちがうのだぞ、ミタマ通りの色出るのだぞ、金は金ぞ、鉄は鉄ぞ、鉛は鉛として磨いてくれよ、金の真似するでないぞ
地くにの軸動くぞ、フニャフニャ腰がコンニャク腰になってどうにもこうにもならん事になるぞ、その時この神示、心棒ぼうに入れてくれよ、百人に一人位は何とか役に立つぞ、あとはコンニャクのお化けだぞ
第六帖(242帖)
北と南の宝を出す時近づいたぞ、世の元からの仕組であるからめったに間違いないぞ、これから愈々いよいよ臣民には分からなくなれど、仕上げ見て下されよ、何事も神の申すこと聞いて素直になるのが一等だぞ
神示ふで出ぬ時近くなったぞ、神示出なくなったら口で知らせるぞ、神示早く腹に入れぬと、間に合わんことになって来るぞ
西も東もみな宝あるぞ、北の宝はシオミツだぞ、南の宝はシオヒルだぞ、東西の宝も今に分かって来るぞ、この宝あっぱれ、この世の大洗濯の宝であるぞ
第七帖(243帖)
人民のイクサや天災ばかりで今度の岩戸ひらくと思っていたら大きな間違いだぞ、戦や天災で埒らちあく様なチョロコイことでないぞ、あいた口が塞がらないことになって来るのだから、早くミタマ磨いて恐いもの無いようになって居ってくれよ
肉体の恐さではないぞ、タマの恐さだぞ、タマの戦や禍わざわいは見当取れまいがな、真通理まつり第一と申すのぞ、神のミコトに聞けよ、それにはどうしてもミタマ磨いて神懸かれる様にならねばならんのぞ、神懸かりと申してもそこらに御座る天狗やキツネや狸たぬき憑つきではないぞ、誠の神かかりであるぞ
右行く人、左行く人咎とがめるでないぞ、世界のことは皆己の心に映って心だけの事しか出来んのだぞ、この道理分かったか、この道は真中行く道とくどく申してあること、忘れるなよ
今までの様な宗教や教えの集団は潰れてしまうぞ、神が潰すのではないぞ、自分で潰れるのだぞ、この神示を魂にしてマコトの道に生きてくれよ、俳句は俳句と申してあるが、天理は天理、金光は金光だけの教えであるぞ、この神の申す事は天のミチぞ、地のミチぞ、人のミチだぞ
今度の岩戸ひらきの大望たいもう済んだとてすぐに良いことばかりは無いのだぞ、二度と無いことであるから臣民では見当取れんから、肚はらの底から改心して素直に神の申す通りにするのが何より結構なことぞ
第八帖(244帖)
神の国の昔からの生神いきがみの声は世に出ている守護人の耳には入らんぞ、世に出ている守護人は、九分九分九厘まで外国魂だから聞こえんのだぞ
外国の悪の三大将よ、いざ出て参れよ、マトモからでも、上からでも、下からでも、横からでも、いざ出て参れよ、この神の国には世の元からの生神が水も洩らさぬ仕組みをしてあるから、いざ出て参って得心ゆくまでかかって御座れ、敗まけてもくやしくないまでに攻めて御座れよ、堂々と出て御座れ、どの手でもかかって御座れ、これはカナワンと言う時までかかって御座れよ
学がくが勝ったら従ってやるぞ、神の力にカナワンこと心から分かったら、末代どんな事あっても従わせて、元の神の誠の世にして、改心させて、万劫末代口説くぜつない世に致すぞよ
第九帖(245帖)
富士と鳴門の仕組が分かりかけたら、どんな外国人でも改心するぞ、それまでに神の国の臣民改心して居らぬと、気の毒出来るぞ
天狗やキツネは誰にでもかかってモノを言うなれど、神は中々にチョコラサとはかからんぞ、善き代よになったら神はモノ言わんぞ、人が神となるのだぞ
この神は巫女や禰宜ねぎにはかからんぞ、神が誰にでもかかってすぐ何でも出来ると思っていると思いが違うから気つけておくぞ、神懸かりに凝こるとロクなこと無いからホドホドにしてくれよ、この道は中行く道と申してあろうが
戦いくさ済んだでもなく、済まぬでもなく、上げも下おろしもならず人民の智や学や算盤そろばんではどうにも出来ん事になるのが目の前に見えているのだから、早く神の申す通り、素直に言うこと聞けと申しているのだぞ
長引く程、国はチリジリに無くなるぞ、米あると申して油断するでないぞ、タマあると申して油断するでないぞ、命あると申して油断するでないぞ、この神示よく読めば楽になって人々から光が出るのだぞ、辰の年はよき年となっているのだぞ、早く洗濯してくれよ
第十帖(246帖)
悪の仕組みは、日本魂を根こそぎ抜いてしまって、日本を外国同様にしておいて、一呑みにする計画であるぞ
日本の臣民、悪の計画通りになって尻の毛まで抜かれていても、まだ気づかぬか、上からやり方かえて貰わねば下ばかりでは何どうにもならんぞ
上に立っている人、日に日に悪くなって来ているぞ、メグリある金でも物でも持っていたら良い様に思っているが、えらい取り違いであるぞ、早く神の申すこと聞いて下されよ
世界の何処どこを探しても今はここより他に神のマコトの道知らせる所無いのだぞ、この道の役員、上から見えない所に善きことが無いと今度の御用はなかなかに務まらんぞ、洗濯急げよ、掃除急げよ
家の中が治まらんのは女にメグリあるからぞ、このことよく気つけておくぞ、村も国々も同様ぞ、女のメグリはコワイのだぞ
節分からは八回柏手打って下されよ、神烈しく激しくなるぞ
第十一帖(247帖)
心にメグリ積むと動物のイレモノとなるぞ、神のイレモノ、動物等に自由にされていて、それで誠の神の臣民と申されるのか、分からんと申してあまりであるぞ
ゴモクを吐き出せよ、その儘ままにしておくと段々大きくなって、始末出来ない事になって、終しまいには灰にするより、手なくなるぞ、石流れて、木の葉沈むと申してあろうが、今がその世だぞ
改心して綺麗に掃除出来たら、千里先に居ても、ひつきの神と頼めば何んな事でもさせてやるぞ、この神は世界中どこへでも届く鼻持っているのだぞ、この世を造ったこの神だから、この世に分からん事一つも無いのだぞ
神の御用さえ務めて下されたら、心配事が嬉し嬉しの事となる仕組みだぞ、日本臣民ばかりでなく何処の国の民でも同様に助けてやるぞ、神には依怙贔屓えこひいきが無いのぞ
第十二帖(248帖)
誠の者は千人に一人だぞ
向こうの国にはまだまだドエライ仕組しているから今の内に神の申すことを聞いて、神国は神国のやり方にしてくれよ、人の殺し合いばかりではケリつかんのだぞ
第十三帖(249帖)
言葉が違うから、精神が違うから違うことになるのだぞ、言葉を正しくすれば正しきコトになるのだぞ
日本の国は元の神の血筋の混じり気の無い身魂みたまで末代治めるのぞ、何事も末代のことであるから、末代動かん様に定めるのだから大望たいもうであるぞ
上の臣民、この儘ままで何とかかんとか行ける様に思っているが、その心は我よしだぞ、今度は手合わせて拝む許ばかりでは駄目だと申してあろうが
今度は規則決まったら、昔より難しくなるのだぞ、負けられん事になるのだぞ、神魂かみたましいの臣民でないと神の国には住めん事になるのだぞ
この世治めるのは地くにの先祖の生神の光出さねばこの世治まらんのだぞ、今度はトコトン掃除せねば少しでも混じり気あったら、先になってまた大きな間違いとなるから、洗濯洗濯とくどく申しているのぞ
神は一時は菩薩ぼさつとも現われていたのだが、もう菩薩では治まらんから、愈々いよいよ生神の生来しょうらい現わしてバタバタに埒らちつけるのだぞ
今の学ある者は大きな取り違いを致しているぞ、大国常立尊大神と現われて、一時は天も構い、地の世界は申すに及ばず天へも昇り降りして、元の日本の神の光をクッキリ現わさねばならんと仰せあるぞ
早く洗濯しないと間に合わんぞ、この道の役員、吾われは苦労して人助けるのだぞ、その心でないと我が出して吾われのこと思っているとグレンだぞ、仏もキリストも何も彼もスッカリと救わねばならんのぞ
殺して救うのと、生かして御用に使うのとあるぞ、今度はハッキリ区別するのだぞ、昔からの因縁だぞ、この方の元に参って、昔からの因縁、この先のこと良く聞いて得心えしん出来たら肚の底から改心して、誠の御用、結構に務めあげてくれよ
逃げ道作ってはならんぞ、二つ三つ道作ってはならんぞ、真っ直ぐに神の道に進めよ、神の道は一筋だと申してあろうが、何なりとそれぞれの行せねば、誠の事は出来んのだぞ
世界の片端、浜辺からいよいよが始まると知らせてあること近くなったぞ、くどい様なれどさっぱりと洗濯してくれよ、神の国は神のやり方でないと治まらんから、今までの法律から言葉からやり方かえて、今まではやり方違っていたから、神のお道通りに致しますと心からお詫びせねば、するまで苦しむのだぞ、この苦しみは筆にも口にもない様なことに臣民の心次第でなるのだから、くどく申しているのだぞ
何もかも神に捧げよ、てんし様に捧げよと申してあろうがな、それが神国の民の心得ぞ否でも応でもそうなって来るのだぞ、神国の政治経済は一つだと申してあろうがな、今の臣民に分かる様に申すならば
臣民、働いて採れた物は何でも神様に捧げるのだぞ、神の御社は幸いで埋もれるのだぞ、御光輝くのだぞ、光の町となるのだぞ、神から分けて下さるのだぞ、その人の働きによってそれぞれに恵みのしるし下さるのだぞそれがお宝ぞ
お宝、徳とく相当に集まるのだぞ、キンは要いらんと申してあろうがな、元の世になるまでに、そうした事になってそれからマコトの神の世になるのぞ、神の世はマツリあるだけぞ、それ迄までにお宝下さるのだぞ、お宝とは今のお札の様なものだぞ
分かる様に申すなら、神の御社と臣民のお役所と、市場と合わせた様なものが一時は出来るのだぞ、嬉し嬉しとなるのだぞ
誠のマツリの初めだぞ、この事よく肚はらに入れて、ヒフミとして説いて、早く上の守護神殿にも下の守護神殿にも知らせて、安心して勇んで暮らす様にしてやって下されよ、それも臣民の心次第、素直な人は早く嬉しくなって心勇むぞ、寂しくなったら訪ねて御座れと申してあろうがな
第十四帖(250帖)
正味の生き通しの神が、正味を見せてやらねばならん事にいずれはなるのだが、生神の正味は激しいから今の内に身魂みたまを綺麗に洗濯しておけと申すのぞ、皆にまつろっておけと申すのぞ
可哀想なのは兵隊さんだぞ、神に祈ってやってくれよ
幽界ゆうかい人よ、日本の国にいる幽界魂の守護神よ、いよいよとなって生神の総活動になったら死ぬことも生きる事も出来ない苦しみに一時はなるのだから、神から見ればそなた達も子だから早く神の下に返ってくれよ、いよいよとなって来たのだぞ、くどく気つけるぞ
第十五帖(251帖)
この方の道、悪きと思うなら出て御座れ、良きか悪きか、はっきりと得心えしん行くまで見せてやるぞ、何事も得心させねば根本からの掃除は出来んのだぞ
役員気つけてくれよ、皆、和合してくれよ、悪き言葉と息吹が一番邪魔になるぞ、苦労無しには誠は分からんぞ、慾よくは要らぬぞ、慾出したら曇るぞ、盲めしいになるぞ、お詫びすれば許してやるぞ
天地に御無礼ない臣民一人も無いのだぞ、病治してやるぞ、神息吹作ってやれよ、神息吹きとは一二三ひふみ書いた紙、神前に供えてから分けてやるものの事だぞ
腹立つのは慢心まんしんからぞ、守護神良くなれば肉体良くなるぞ、善も悪も分からん世を闇の世と申すぞ、天照皇太神宮様の岩戸開きは騙した間違いの岩戸開きぞ、無理にあけた岩戸開きだから、開いた神々様に大きなメグリあるのだぞ、今度はメグリだけのことはしなければならんぞ
神には分け隔へだて無いのだぞ、今度の岩戸開きは少しも間違い無い、混じり気の無い誠の神の息吹で開くのだぞ、混じり気あったら、濁にごりが少しでもあったらまたやり直ししなければならんから、くどく気付けているのだぞ、何時までも変わらぬ誠で開くのだぞ
第十六帖(252帖)
世の元からの生神が揃って現れたら、皆腰を抜かして目をパチクリさせて、もの言えん様になるのだぞ、神徳しんとく貰った臣民でないと中々越せない峠だぞ
神徳はいくらでも背負いきれん迄にやるぞ、大きい器持って御座れよ、掃除した大きい入れものいくらでも持って御座れよ、神界にはビクともせぬ仕組み出来ているのだから安心して御用を務めてくれよ
今度は誠の神の力でないと何も出来はせんぞと申してあろう、日本の国は小さいが、天と地との神力が強い神の誠の元の国であるぞ
洗濯と申すのは何事によらず人間心捨てて仕舞って、智恵ちえや学に頼らずに、神の申すこと一つも疑わず、生まれ赤子の心のウブ心になって神の教え守ることぞ、身魂みたま磨きと申すのは肉体心を捨ててしまって、神から授かっている身魂の命令に従って、神の申すことは背かん様にする事ぞ
学や智を力と頼むうちは身魂磨けんのぞ、学を越えた学、智を越えた智は神の学、神の智だと言うこと分からんか、今度の岩戸開きは身魂から根本から変えて行くのだから中々であるぞ
天災や戦ばかりでは中々ラチがあかん根本の改めだぞ、小さいことだと思っていると分からんことになると申してあろうがな、この道理よく肚はらに入れて下されよ
今度は上中下三段にわけてある身魂の因縁によってそれぞれに目鼻つけて、悪も改心させて、善も改心させての岩戸開きだから、根本から作り変えるよりはどれだけ難しいか、大層な骨折りだぞよ、叱るばかりでは改心出来んから、喜ばせて改心させることも守護神にあってはあるのだぞ
聞き分け良い守護神殿少ないぞ、聞き分けの良い悪の神は早く改心するぞ、聞き分けの悪い善の守護神あるぞ、この道の役員は、昔からの因縁によって身魂を調べて引き寄せて御用させてあるのぞ
めったに見当は狂わないぞ、神は綱つなをかけたら中々放さんぞ、逃げられるならば逃げてみよれ、くるくる廻って又始めからお出直しで、御用せねばならん様になって来るぞ
身魂が磨け出したら病神などドンドン逃げ出すぞ、出雲の神様大切申せと知らせてあること忘れるなよ、子ねの歳を真中にして前後十年が正念場、世の立て替えは「水」と「火」とだぞ、ひつじの三月三日、五月五日は結構な日ぞ
第十七帖(253帖)
この神は良き臣民には良く見え悪き臣民には悪く見えるのぞ、鬼門きもんの金神とも見えるのだぞ、幸せ悪くても悔やむでないぞ、世はクルクルと廻るのだぞ、それぞれの身魂の曇りを取っているのだから苦しい事も勇んでして下されよ
上が裸で下に袴はかまを穿くこと出て来るぞ、神が化かして使っているのだから、出来上がるまでは誰にも分からんが、出来上がったら何と結構な事かと皆がびっくりするのだぞ
びっくり箱にも悪いびっくり箱と嬉し嬉しのびっくり箱とあるのだぞ、何も知らない臣民に知らない事を知らせるのだから、疑うのは無理無いなれど、曇り取ればすぐ映るぞ
元の良い種を持っているのだから、早くこの神示ふで読んで洗濯してくれよ、どんな大峠でも楽に越せるのだぞ、神の道は無理ない道だと知らせてあろうが、身魂の因縁は恐ろしいぞ、上下湧き上がる時が近くなったぞ
第十八帖(254帖)
今度の御用は、世に落ちて苦労に苦労した臣民でないとなかなか務まらんぞ、神も長らく世に落ちて、苦労に苦労重ねていたのだが、時節到来して天晴あっぱれ世に出て来たのだぞ、因縁の身魂みたまは世に落ちているぞと申してあろうがな
外国好きの臣民は今に大きな息も出来ん事になるのだぞ、覚悟はよいか、改心次第でその時からよき方に廻してやるぞ、改心と申して人間の前で懺悔ざんげするのは神国のやり方では無いぞ
人の前で懺悔するのは神傷つけることになると心得よ、神の御前にこそ懺悔せよ、懺悔の悪き言葉に倍したよき言霊ことだま宣のれよ、言葉高くあげよ、富士晴れるまで言を高くあげてくれよ、その言葉に神が移って、どんな手柄でも立てさせて万劫末代まんごうまつだい名の残る様にしてやるぞ
この仕組み分かったら、上の臣民が逆立ちしてお詫びに来るなれど、その時ではもう間に合わんから、くどく気付けているのだぞ、臣民、可愛いから嫌がられてもこの方申すのぞ
悪と思う事に善あり、善と思う事も悪多いと知らせてあろう、今は悪の世になっているのだから、良く心得ておけよ
誠の神さえ悪に巻き込まれて御座る程、知らず知らずに悪になっているのだから、良く心得ておけよ
今の世の乱れと申すものは、五度の岩戸閉めだから見当取れん、臣民に分からんのは無理無いなれど、岩戸閉めを分かって貰わないと結構な御用務まらんぞ、時が来たなら、我が我の口で我が白状する様になって来るぞ
神の臣民、恥ずかしく無い様にしてくれよ、臣民恥ずかしい事は、神も恥ずかしいのだぞ、いよいよ善と悪の変わり目で悪神が暴れるから、巻き込まれぬ様に褌ふんどし締めて、この神示読んで神の心を汲み取って、御用大切になされよ
第十九帖(255帖)
向こうの国にいくら物や人があっても、生神いきがみが表に出て働くのだから、神無き国はいずれは往生だぞ、この神の申す事よく肚はらに入れて、もうかなわんと申す所を堪こらえて、またかなわんと申す所を堪えて、いよいよどうにもならんという所を堪えて、頑張って下されよ
神には何もかもよく分かって帳面に書きとめてあるから、どこまでも、死んでも頑張って下されよ、そこまで見届けねば、この方の役目果たせんのぞ、可哀想なれど神の臣民殿、堪たえに堪えて、誠をどこまでも貫いて下されよ、誠の生神様がその時こそ表に出て、神の臣民と日本に手柄を立てさせて、神から篤あつく御礼申して善き世に致すのであるぞ
腹帯はらおびをしっかり締めてくれよ、重ねて神が臣民殿に頼むぞよ、守護神殿に頼むぞよ
第二十帖(256帖)
戦いくさはいつも勝つばかりとは限らんぞ、春マケとなるぞ、いざとなれば昔からの生神様、総出で御働きなさるから、神の国の神の道は大丈夫であるなれど、日本の臣民大丈夫とは申されんから、早く身魂みたまを磨いてくれよ、その心の通りになる事を忘れるなよ
もう少し戦が進むと、これはどうしたことか、こんなはずではなかったなぁと、どちらの臣民も見当取れん、どうすることも出来ん事になると知らせてあろうが、そうなってからでは遅いから、それまでにこの神示を読んでその時にはどうするかと言うこと分かって居らんと、仕組みは成就せんぞ
我われの思い捨ててしまって、早くこの神示を穴のあくほど裏の裏まで肚はらに入れておいてくれよ、それが役員の大切な役目だぞ、この神示の終わりに、神から強く頼むぞよ
第二十一帖(257帖)
どうしても今度は元の気のままの魂に返らねばならんのぞ、元の大和魂に返れと申すのは今の臣民には無理じゃな、無理でも神に心向ければ出来るのだぞ
天明、神示の御用はこれでしばらく御用済みぞ、今に神示に書けない事も知らせなければならんから、耳から知らせるから肚はらから肚へ伝えてくれよ、肝心の神示をむやみに見せるでないぞ、仕組みが壊れるぞ、節分からは烈はげしくなって、激しき神示は書かせんぞ、その代わり耳を掃除しておいて呉くれよ