第一帖(108帖)

二二ふじは晴れたり日本晴れ、二二に御社おやしろしてこの世治めるぞ、五大州ごだいすひっくり返っているのが神には何より気に入らんぞ

一の大神様祀れ、二の大神様祀れ、三の大神様祀れよ、天の御三体の大神様、地くにの御三体の大神様まつれよ

天から神々様御降おおりなされるぞ、地から神々様御昇りなされるぞ、天の御神、地の御神、手を取りて嬉し嬉しの御歌おうたわれるぞ、日本の国は神の国、神の肉体ぞ、汚してはならん所ぞ


第二帖(109帖)

いくさばかりでないぞ、天災ばかりでないぞ、これまでの改造は膏薬こうやく貼りだからすぐ元に返るのぞ

今度は今までに無い文ふみにも口にも伝えてない改造だから、臣民じんみん界のみでなく神界もひっくるめて改造するのだから、この方らでないとそこらに御座る守護神様には分からんのぞ

神々様でも九分九厘までは出来るなれど、ここと言うところでオジャンになるであろうがな、上も潰つぶれるぞ、下も潰れるぞ、潰す役は誰でも出来るがつくり固めの愈々いよいよの事は神々様にも分かっては居らんのだぞ

星の国、星の臣民今はえらい気の張り様で世界を構う様に申しているが星ではダメだぞ、神の御力おちからでないと何も出来はせんぞ、富や金を返したばかりでは今度は役に立たんぞ


第三帖(110帖)

ビックリ箱が近づいたぞ、改心第一ぞ、一日の日の間にも天地引っ繰り返ると申してあろうがな、に気付けよとくどく申してあろうがな

神の申す事一分一厘違わんぞ、違う事ならこんなにくどくは申さんぞ、同じ事申していると思うのは身魂みたまが曇っている証拠ぞ


第四帖(111帖)

この方は元の肉体のままに生き通しであるから天明にも見せなかったのだぞ、あちらこちらに臣民の肉体借りて予言する神が沢山出ているなれど、九分九厘は分かって居れどトドメの最後は分からんから、この方に従って御用せよと申しているのぞ

百人千人の改心なればどんなにでも出来るなれど、今度は世界中の神々様も畜生も悪魔も餓鬼も外道も救う三千世界の大洗濯だから、そんなチョロコイ事ではないのだぞ

砂糖にたかる蟻ありとなるなよ、ぶち壊し出来ても建て直し分かるまいがな、火と水で岩戸開くぞ、智恵や学でやるとグレンと引っ繰り返ると申しておいたがそう言えば智恵や学は要らんと臣民早合点するが、智恵や学も要るのだぞ、悪も御役であるぞ、この道理よく肚はらに入れて下されよ

天の神様地に御降りなされて今度の大層な岩戸開きの指図なされるのだぞ、国々の神々様、産土うぶすな様、力ある神々様にも御苦労になっているのだぞ、天照皇大神宮様初め神々様篤く祀って呉れと申して聞かせてあろうがな、神も仏もキリストも元は一つぞよ


第五帖(112帖)

牛の食べ物を食べると牛の様になるぞ、猿は猿、虎は虎となるのだぞ、臣民の食べ物は定まっているのだぞ、愈々いよいよとなって、何でも食べねばならぬ様になったら虎は虎となるぞ

ケダモノと神とが分かれると申してあろうがな、縁ある臣民に知らせておけよ、日本中に知らせておけよ、世界の臣民に知らせてやれよ

獣の食い物を喰う時には一度神に捧げてからにせよ、神から頂けよ、そうすれば神の食べ物となり何を食べても大丈夫になるのぞ、何もかも神に献ささげてからと申してある事の道理はよく分かったであろうがな

神に献げきらぬと獣になるのぞ、神がするのでは無いぞ、自分がなるのぞと申してある事もよく分かったであろうがな

八から九から十から百から千から万から何が出るか分からんからくどく申すぞ、神に献げなければ生きて行けん様になるのだが、悪魔に魅入られている人間いよいよ気の毒出来るのだぞ


第六帖(113帖)

天は天の神様、国は国の神様が治すのであるぞ、お手伝いはあるなれど秋の空の清々しさがグレンと変わるぞ、地獄に住む者地獄が良いのぞ、それが天国だぞ

逆様は長くは続かんぞ、無理通らぬ時世が来たぞ、いざとなったら残らずの活神いきがみ様、御総出だぞ


第七帖(114帖)

二二は晴れたり日本晴れ、二本のお足であんよせよ、二本のお手手で働けよ、日本の神の仕組みはいつも二本となっているぞ

一本足の案山子かかしさん今さらどうにもなるまいが、一本の手の臣民よ、それでは生きては行けまいが、一本足では立てないと言う事早速さっそく分かったら、神が与えた二本足で日本のお土に立って見よ、二本のお手手打ち打ちて神拝おろがめよ、天地に響くまことの柏手かしわでで日本の国は晴れるぞよ

二二ふじは晴れたり日本晴れ、二二は晴れたり岩戸あけたり


第八帖(115帖)

嵐の中の捨て小舟と申してあるが今その通りとなって居ろうがな、どうする事も出来まいがな、船頭せんどう殿苦しい時の神頼みでもよいぞ、神まつってくれよ、神にまつわってくれよ、神はそれを待っているのだぞ

それでもしないよりはましぞ、そこに光現われるぞ、光現われると道はハッキリと分かって来るのぞ、この方に騙だまされたと思って言う通りにして見なされ、自分でもビックリする様に結構が出来ているのにビックリするぞ

富士の御山に腰かけてこの方世界中守るのぞ、辛酉かのととり結構な日と申してあるが結構な日は恐い日であるぞ

天から人が降る、人が天に昇る、昇り降りで忙しくなるぞ、てんし様御遷うつり願う時近づいて来たぞよ、奥山に紅葉ある内にと思えども、いつまでも紅葉無いぞ


第九帖(116帖)

ひふみの秘密出でひらき鳴る、早く道展ひらき成る、世ことごとにひらき世、なる大道たいどう出で、神ひらき、世に神々満ちひらくこの鳴り成る神、ひふみ出づ大道、人神出づはじめ


第十帖(117帖)

一二三の裏に〇一二三四五の裏に二三四五六七の裏に四五六の御用あるぞ

五六七済すんだら七八九ぞ、七八九の裏には六七八あるぞ、八九十の御用もあるぞ、段々に知らせるからこれまでの神示よく心に入れてジッとして置いて呉れよ


第十一帖(118帖)

この神示、言波ことばとして読みてくれよ、神々様にも守護神殿にも聞かせてくれよ、守護神殿の改心まだまだであるぞ

一日が一年になり百年になると目が廻って、真底からの改心でないとお役に立たん事になって来るぞ


第十二帖(119帖)

遠くて近いは男女だけではないぞ、神と人、天と地、親と子食べる物も遠くて近いが良いのだぞ

カミを粗末にすればカミに泣くぞ、土尊べば土が救ってくれるのぞ、尊ぶ事今の臣民忘れているぞ、神ばかり尊んでもなんにもならんぞ、何もかも尊べば何もかも味方ぞ、敵尊べば敵が敵で無くなるのぞ、この道理分かったか

臣民には神と同じ分霊わけみたまを授けてあるのだから、磨けば神になるのぞ

神示は謄写とうしゃ良いぞ、初めは五十八次は三百四十三ぞ、良いな


第十三帖(120帖)

空に変わった事現われたならば、地に変わった事があると心得よ、愈々いよいよとなって来ているのだぞ、神は元の大神様に延ばせるだけ延ばして頂き、一人でも臣民助けたいのでお願いしているのだが、もうお断わり申す術すべ無くなったぞ

玉串たまくしを神に供えるのは衣ころも供える事ぞ、衣ころもとは神の衣の事ぞ、神の衣とは人の肉体の事ぞ、臣民を捧ささげる事ぞ、自分を捧げる事ぞ、この道理分かったか

人に仕える時も同じ事ぞ、人を神として仕えねばならんぞ、神として仕えると神となるのだから、もてなしの物出す時は祓い清めて、神に仕えると同様にして呉れよ、食べ物今の半分で足りると申してあろうが、祓い清めて神に献げると同様にすれば半分で足りるのぞ

天の異変に気付けて呉れよ、神代かみよが近づいたぞ、神くどく気付けて置くぞ


第十四帖(121帖)

海一つ越えて、寒い国に誠の宝を隠してあるのだぞ

これから愈々いよいよとなったら神が許して誠の臣民に手柄致さすぞ、外国人がいくら逆立ちしても、神が隠しているのだから手は付けられんぞ

世の元からの事であれどいよいよが近くなったらこの方の力で出して見せるぞ、びっくり箱が開けて来るぞ


第十五帖(122帖)

神の国には神の国のやり方あるぞ、支那しなには支那、オロシヤにはオロシヤそれぞれにやり方が違うのだぞ、元は一つであるなれど、教えもそれぞれに違っているのだぞ

神の教えが一等良いと申してもそのままでは外国には通らんぞ、この事よく心に畳んでおいて、上に立つ役員殿気を付けてくれよ、猫に小判なんにもならんぞ、神の一度申した事は一分も違わんぞ


第十六帖(123帖)

今度の戦いくさ済みたら、てんし様が世界中治しらし召して、外国には王は無くなるのだぞ、一旦戦が収おさまってもあとのゴタゴタなかなか静まらんぞ、神の臣民は褌ふんどし締めて神の申す事、よく腹に入れておいてくれよ

ゴタゴタ起こった時、どうしたら良いかと言う事も、この神示よく読んで置けば分かる様にしてあるのだぞ

神は天からと、宙そらからと地からと力合わせて神の臣民に手柄立てさす様にしてあるのだが、今では手柄立てさす神の御用に使う臣民一分も無いのだぞ、神の国が勝つばかりでは無いのだぞ、世界中の人も草も動物も助けて皆喜ぶ様にしなければならんのだから、臣民では見当取れん永遠に続く神世に致すのだから、素直に神の申す事聞くが一等だぞ

人間の智恵でやれるならやって見よれ、あちらへ外はずれこちらへ外れて、ぬらりくらりと鰻うなぎつかみぞ、我の思う様にはなるまいがな

神の国が本元の国だから神の国から改めるのだから、一番つらい事になるのだぞ、覚悟はよいか

腹さえ切れぬ様なフナフナ腰で、大番頭とはなんと言う事ぞ、てんし様は申すも畏おそれし人民様は犬猫にも済まないぞ、人の力ばかりで戦しているので無い事位分かって居ろうがな、目に見せてあろうがな、これでも分からんか


第十七帖(124帖)

昔から生き通しの活き神様のする事ぞ、泥の海にするくらいは朝飯前の事だが、それでは臣民が可哀想だから天の大神様にこの方がお詫びして、一日一日と延ばしているのだぞ

その苦労も分からずに臣民勝手な事ばかりしていると、神の堪忍袋かんにんぶくろ切れたらどんな事あるか分からんぞ、米があると申して油断するでないぞ、一旦は天地へ引き上げぞ


第十八帖(125帖)

いつも気付けてある事だが、神が人を使っているのだぞ

今度の戦で外国人にもよく分かって神様には敵かなわん、どうか言う事を聞くから、夜も昼もなく神に仕えるから、許してくれと申す様になるのだぞ

それには神の臣民の身魂掃除しなければならんのだぞ、くどい様なれど一時も早く一人でも多く改心して下されよ、神は急ぐのだぞ


第十九帖(126帖)

神の力がどんなにあるか今度は一度は世界の臣民に見せてやらねば収まらんのだぞ、世界揺ぶって知らせねばならん様になるなれど、少しでも弱く揺すって済む様にしたいからくどく気付けているのだぞ

ここまで世が迫って来ているのぞ、まだ目醒めざめぬか、神はどうなっても知らんぞ、早く気づかぬと気の毒出来るぞ、その時になってからでは間に合わんぞ、いよいよが来たぞ