第一帖(396帖)
光の巻書き記しるすぞ、地くにの日月の神とは臣民の事であるぞ、臣民と申しても今の様な臣民ではないぞ、神人共に弥栄の臣民の事ぞ、今の臣民も掃除すれば地くにのひつぎの神様となるのだぞ
自分いやしめるで無いぞ、皆々神々様だぞ、ものを頂く時は柏手かしわで打って頂けよ、神への感謝ばかりでないぞ、柏手は弥栄だぞ、祓いだぞ、清めぞと申してあろうが、清め清めて祓いてから頂くのだぞ、分かったか
次の五の巻の謄写とうしゃは四十九でよいぞ、十は神良きに使うぞ、前のも十は良きに使ったぞ、分かったか、皆に分けるぞよ、次は十二の巻の中から良きに抜きて謄写よいぞ
第二帖(397帖)
天之日月の大神様は別として雨の神様、風の神様、岩の神様、荒れの神様、地震の神様、シャカ、キリスト、マホメットの神様、百々の神様を皆同じ所に御神体集めてまつって祀り下されよ、天の奥山、地くにの奥山、皆同じぞ、御神土おつち皆に分けてとらせよ
第三帖(398帖)
今の政治は貪むさぼる政治ぞ、神のやり方は与え放しだぞ、うずぞ、誠ぞ、今のやり方では世界は治まらんぞ、道理じゃなぁ
天にはいくらでも与えるものあるぞ、地にはいくらでも、どうにでもなる、人民に与えるものあるのだぞ、惜しみなく、隅々まで与えて取らせよ、与えると弥栄えるぞ、弥栄えになって元に戻るのぞ、国は富んで来るぞ、神徳しんとく満ち満つのじゃ、この道理分かるであろうがな、取り上げたもの何にもならんのじゃ、捧げられたものだけが誠じゃ
乗るものも無料ただにせよ、田からも家からも税金取るでないぞ、年貢を取り立てるでないぞ、何もかも無料ただじゃ、日の光見よと申してあろうが、黄金こがねは要らんと申してあろが、暮らし向きのものも無料で取らせよ、無料で与える方法あるでないか
働かん者食うべからずと申すこと理屈じゃ、理屈は悪じゃ、悪魔じゃ、働かん者にもドシドシ与えて取らせよ、与える方法あるでないか、働かんでも食べさせてやれよ、何もかも与えっ放しじゃ、そこに神の政治始まるのじゃぞ、神の経済あるのじゃ、やって見なされ、人民の算盤そろばんでは木の葉一枚でも割り出せないであろうが、この方の申す様にやって見なされ、お上かみは幸いで埋もれるのじゃ、余る程与えて見なされ、お上も余るのじゃ、この道理分かったか
仕事させてくれと申して人民喜んで働くぞ、遊ぶ者無くなるぞ、皆々神の子じゃ、神の魂たま植え付けてあるのじゃ、長い目で見てやれ、惜しみなく与えるうちに人民元の姿現われるぞ、貪むさぼると悪になって来るのじゃ、今の様さま見て改心結構ぞ、算盤そろばん捨てよ、人民を神と崇あがめよ、神となるぞ、泥棒と見るキが泥棒つくるのじゃ、元の元のキの臣民地くにの日月の神じゃと申してあろがな
第四帖(399帖)
まつりてない時はお日様とお月様拝めよ、的とせよ裁判所要らんぞ、牢獄も要らんぞ、法律も要らんぞ、一家仲良くしたら要らんのじゃ、国も同様だぞ、そんな事すれば世の中はメチャクチャじゃと申すであろうが、悪人が得をすると申すであろが、誰も働かんと申すであろうが、与える政治駄目じゃと申すであろう、それは人間の小智恵じゃ、そこに人間の算盤の狂ったところ気づかんか
上に立つ人もっともっと大き心結構ぞ、算盤なしで梶かじ取らすぞ、神の申す通りに進むのじゃ、これが出来ねば一段下がって頭下げて御座れ、あまり大きい取り違いばかりじゃぞ、悪の守護となっているからじゃ、ここの道理分かるまでは動き取れんのじゃぞ、世界国々所々に世の大洗濯知らす神柱かみはしら現わしてあろが、これは皆この方の仕組みじゃから、皆仲良く手引き合ってやってくれよ
第五帖(400帖)
病神やまいがみがそこら一面にはびこって、隙すきさえあれば人民の肉体に飛び込んでしまう計画であるから、よほど気付けて居って下されよ
大臣は火と水と二人でよいぞ、ヤとワと申してあろが、ヤとワは火の中の水、水の中の火であるぞ、後はその手伝いぞ、手足だぞ、役員は自ら出来るぞ、ヤクはヤクであるぞ、今までは神国と外国と分かれていたが、愈々一つに混ぜ混ぜに致してクルクルかき廻して練り直して、世界一つにして自ら上下出来て一つの王で治めるのじゃぞ
人民はお土でこねて神の息入れてつくったものであるから、もう、どうにも人間の力では出来ん様になったら、お土に呼びかけよ、お土にまつろえよ、お土は親であるから親の懐ふところに帰って来いよ、嬉し嬉しの元の気が甦るぞ、百姓から出直せよ、ミロク様とは誠のアマテラススメラ太神様のことで御座るぞ
第六帖(401帖)
今に世界の臣民人にも民誰にも分からん様になって、上げも下おろしもならん事になって来て、これは人民の頭や力でやっているのでは無いのだという事がハッキリして来るのだぞ、どこの国、どんな人民も成程ナァと得心の行くまで揺すぶるのであるぞ
今度は根本の天の御先祖様の御霊統と根本のお地つちの御先祖様の御霊統とが一つになりなされて、スメラ神国とユツタ神国と一つになりなされて、末代動かん光の世と致すのじゃ、今の臣民には見当取れん光の世とするのじゃ、光り輝く御代みよぞ楽しけれ
悪い者殺してしまって良い者ばかりにすれば善き世が来るとでも思っているのか、肉体いくら殺しても魂までは人民の力では何どうにもならんであろうがな、元の霊たままで改心させねば今度の岩戸開けんのじゃぞ、元の霊に改心させずに肉体ばかりで、目に見える世界ばかりで理屈で良くしようとて出来はせんぞ、それ位分かって居ろうが
分かって居りながら外に道ないと仕方ないと、手を付けずにいるが悪に魅入みいられているのじゃぞ、悪は改心早いぞ、悪神も助けなければならんぞ、霊から改心させなければならんぞ
善も悪も一つじゃ 霊も身も一つじゃ、天地あめつちじゃとくどく知らせてあろうが、どんな良いこと喜ばせて知らせても聞かせても、今の臣民人民は中々言う事聞かんものじゃぞ、この道に縁ゆかりある者だけで型かた出せよ、型で良いのじゃぞ
第七帖(402帖)
アは元のキの神の子ぞ、ヤとワは渡って来た神の子ぞ、㋳㋻は渡って来る神の子だぞ、十の流れ、十二の流れと今に分かる時来るぞ
三ッ巴現われるぞ、メリカ、キリスも、オロシヤも世界一つに丸めて一つの王で治めるのじゃぞ、外国人も神の目からは無いのだぞ、今一戦ひといくさあるぞ、早く目覚めて毛嫌い致さず、仲良く御用結構ぞ
竜宮の乙姫殿、岩の神殿、荒れの神殿、世界の片端から愈々に取り掛かりなされているのだから、世界の出来事に気を付けて、早く改心結構ぞ
⦿すと二ふと四よとの大き戦あると知らせてあったが、一旦は二ふと四よの天下になる所まで落ち込むぞ、行く所まで行きて、ナのミタマとノのミタマの和合一致出来てから、スのミタマが天下統一、世界一平となるのじゃぞ、愈々大峠取り上げにかかるのだぞ
第八帖(403帖)
どんな事でも不足あったら神の前に来て不足を申して心カラリと晴らされよ、どんな事でも聞くだけは聞いてやるぞ、不足があると曇り出るぞ、曇りが出ると身魂が曇るから、身魂みたまが苦しくなって天地曇るから、遠慮要らん、この方に不足申せよ、この方は親であるから不足一応は聞いてやるぞ
気を晴らしてカラリとなって天地に働けよ、心の不二ふじが晴れるぞ、初めの岩戸が開けるぞ、早飲み込みは大怪我の元ぞ、じっくりと繰り返し繰り返し神示を読めよ、神示を肚はらの肚に入れよ、神示が元だぞ
今度は昔からの苦労の塊、生きた魂でないと御用難しいぞ、世の例え出て来るぞ、神が人の口を使って言わせてあるのじゃぞ、神の国は神力を受けねば立っては行けんぞ、神無くして神力ないぞ、神無くなれば丸潰れだぞ
まわりに動く集団を早く作れよ、数で決めようとするから数に引かれて悪となるのぞ、数に引かれて困らん様気付けよ、この神示解くのは魂でないと少しでも曇りあったら解けんぞ、悪に見せて善行わねばならん事あるぞ、この行ぎょう中々だぞ、この世の鬼を平らげるぞよ、鬼無き世となりけるのだぞ、分かったか
キリスト教の取り次ぎさん仏教の取り次ぎさん、今の内に改心結構ぞ、丸潰れ近づいて御座るのに気づかんか、同じ名の神二つあるぞ、人民三つ四つに拝んで御座るぞ
フミ出すも良いなれど神示読むのが先だぞと申してあろうが、暫しばし待て、世界にふみ出す時来るぞ、泡の様な今のフミ何にもならんぞ、時待てと申してあろうがな、時来るまで写して皆に分けてとらせよ、この巻から謄写とうしゃもならん