第一帖(947帖)

あの子を生んで、この子を産んで去ったのであるぞ、その中に一人だけ良くない子が出来た、その子には海の藻草もぐさや山の菜、野菜を食べさせてくれよ、段々良い子になるぞ


第二帖(948帖)

霊界に方位は無い、人民は東西南北と申しているなれど今に東の東が現われるぞ、霊界では光の射す方が北じゃ、その他の東西南北は皆南じゃ、北が元じゃ、北良くなるぞと申してあろうがな

鳴門の渦巻きを渡る時は舵かじを放して、手放しで流れに任せると渡れるのであるぞ、舵かじを取ると同じ処ところをグルグルじゃ、舵を放せる人民少ないのぅ、何でもかんでも舵を取って自分の思う通りに舟を進め様とするから大変が起こるのじゃ、渦に任せる時は任せなければならんぞ、ナルトの仕組みの一面であるぞ、大切事ごと


第三帖(949帖)

友つくれと申してあろうが、友と申しても人間ばかりでないぞ、山も友ぞ、川も友ぞ、動植物も友ぞ、一人の友を得たら一つの世界を得た事ぞ、何もかも皆友じゃ、友は己おのれじゃ、皆己となれば己無くなるぞ、己無くなれば永遠に生きられる、無限の己となるぞ

御神前ごしんぜんで拝むのも良いなれど、空を拝めよ、山も川も拝めよ、野菜拝めば野菜が魚拝めば魚が神となり己となるのじゃ、足らぬ事ない、クワシホコチタルのウラヤスの自分となるのであるぞ


第四帖(950帖)

お尻を出したらキレイに拭いてやれよ、怒ってはならん、お尻を出されるには、出されるだけの何かの原因が己おのれの中にあるのであるぞ、利子は後からでよいと申すが、先に払う事もあるぞ、先にお尻を拭いてやらねばならん事もあるぞ

世が迫って岩戸が開いたのであるから、先にお尻を拭く事も出て来るぞ、思わぬお尻持ち込まれる事もあるなれど、怒ってはならん、気持ち良く拭いてやれよ、やがては神がそなたのお尻を拭いて下さるぞよ


第五帖(951帖)

物与えること中々じゃ、心してよきに与えねばならんぞ、与えることは頂く事と知らせてあろうが、与えさせて頂く感謝の心がなくてはならん、強く押すと強く、弱く押すと弱くハネ返って来るぞ、自分の物と言うもの何一つ無いぞ、この事分かれば新しき道が分かるぞ


第六帖(952帖)

仕事はいくらでもあるでないか、七つの仕事があるぞ、七人の代えミタマあると知らせてあろうがな、高く昇らねば遠くは見えん、目の先ばかり見ているから行き詰まるのじゃ、道は落とし穴もあるぞ、心得て、仕事に仕えまつれよ

岩戸は開かれているのに何しているのぞ、光が射しているのに何故背を向けているのぞ

十の仕事して八しか報酬ほうしゅうない事あるぞ、この場合は二は神に預けてあると思えよ、神の帖面ちょうめんあやまり無し、利子付いて返って来るぞ、誠のお蔭かげは遅いと申してあろうがな


第七帖(953帖)

昨日は昨日、今日は今日の風、昨日に囚とらわれるなよ、人民の道は定まっているなれど、目の前だけしか見えんから踏み迷うのであるぞ

薬飲んで毒死せん様に致してくれよ、薬は毒、毒は薬じゃ、大峠にも登りと下りとあるぞ、馬鹿正直ならん、頭の体操、ヘソの体操ぞ


第八帖(954帖)

出し切って了しまうと味が無くなるぞ、自分の力が隠せぬ様では大仕事は出来んぞ、取り越し苦労、過ぎ越し苦労はやめて下され

地球という大船に乗って一蓮托生いちれんたくしょうじゃ、現在の仕事が御神業おんかみわざと心得よ、不満を持ってはならん、そなたが招いた仕事でないか、この道理どうり分からねば迷信の迷路に入るぞ


第九帖(955帖)

平等とか公平とか申すのは悪魔のワナであるぞ、天地を良く見よ、人民の申す如き平等も公平も無いであろうがな、一寸伸びる草もあれば、一尺伸びる草もあるぞ、一寸の草は一寸が一尺の草は一尺が頂点であるぞ、これが公平であり平等と申すもの

人民は選挙と申す麻薬まやくに酔っているぞ、選挙すればする程、本質から遠ざかるぞ、他ほかに方法が無いと定めてかかるから悪魔に魅入られているから分からん事になるぞ、世は立体であるのに平面選挙していては相あい成らんぞ、平面の数で定めてはならん、立体の数に入れよ


第十帖(956帖)

悪自由、悪平等の神が最後の追い込みにかかっているなれど、もう悪の世は済んで岩戸が開いているのであるから、何とやらの様に前から外れてアフンじゃ

七重の花が八重に八重が九重十重に開くのであるぞ、七重はキリストじゃ、八重は仏教じゃ、今の神道じゃ、今までの教えは潰つぶれると申してあろうがな

兎や角とやかく申さず掴つかめる所から神を掴んで付いて御座れよ、水は流れる所へ流れているであろうがな、あの姿


第十一帖(957帖)

善では立って行かん、悪でも行かん、善悪でも行かん、悪善でも行かん、岩戸と申しても天の岩戸もあるぞ

今までは平面の土俵の上での出来事であったが、今度は立体土俵の上じゃ、心をさっぱり洗濯して改心致せよと申してあろう、悪い人のみ改心するのではない、善い人も改心せねば立体には入れん、この度の岩戸は立体に入る門ぞ


第十二帖(958帖)

八のつく日に気つけてあろうが、八とはひらく事ぞ、今が八から九に入る時ぞ、天も地も大岩戸開き、人民の岩戸開きに最も都合の良い時ぞ、天地の波に乗れば良いのじゃ、楽し楽しで大峠おおとうげ越せるぞ、神は無理申さん、やればやれる時ぞ、下手へたをすると世界は泥の海、神々様も人民様も心の目開いて下されよ、新しき太陽は昇っているではないか


第十三帖(959帖)

悪を食って暮らさねばならん時近づいたぞ、悪に食われん様に悪を噛んで、良く消化し浄化して下されよ、悪は善の仮面を被かぶっていること多いぞ、だが悪も大神の中に生まれたものである事を知らねばならん、ダマシたいものには一先ひとまずだまされてやれよ、ダマサレまいとするからダマサレるのであるぞ

生命の樹の実は美しく美味しいぞ、食べてはならんが食べねばならんぞ、肉体慾よくが先に出るから生命を失う、心でとって実を喜ばせて食べると良いのであるぞ、食べないで食べる秘密


第十四帖(960帖)

一升枡いっしょうますには一升入ると思っているなれど、一升入れるとこぼれるのであるぞ、腹一杯食べてはならん、死に行く道ぞ、二分を先ず神に捧げよ

流行はやり病は邪霊集団の仕業しわざ、今に分からん病、世界の病やまい烈しくなるぞ


第十五帖(961帖)

今に大きな呼吸いきも出来ん事になると知らせてあろうが、その時来たぞ、岩戸が開ひらけると言う事は、半分の所は天界となる事じゃ、天界の半分は地となる事じゃ、今の肉体、今の理念、今の宗教今の科学のままでは岩戸は開けんぞ、今の肉体のままでは人民は生きて行けんぞ、一度は仮死の状態にして、魂も肉体も半分のところは入れ変えて、ミロクの世の人民として甦よみがえらす仕組み、心得なされよ、神様でさえ、この事分からん御方おかたあるぞ、大地も転位、天も転位するぞ


第十六帖(962帖)

誠でもって洗濯すれば霊化される、半霊半物質の世界に移行するのであるから、半霊半物の肉体とならねばならん、今のやり方ではどうにもならなくなるぞ、今の世は灰にするより他に方法のない所が沢山あるぞ、灰になる肉体であってはならん、原爆も水爆もビクともしない肉体となれるのであるぞ、今の物質で作った何物にも影響されない新しき生命が生まれつつあるのぞ、岩戸開きとはこの事であるぞ、少し位は人民辛つらいであろうなれど、勇んでやって下されよ、大弥栄おおやさかえの仕組み