第一帖(214帖)

春となれば萌え出づるのだぞ、草木ばかりでないぞ、何もかも萌え出づるのぞ、この方の申す事例でないと申してあろうが、少しは分かったか、石もの言う時来たぞ、この道早く知らせてくれよ

岩戸は五回閉められているのだぞ、那岐、那美の尊の時、天照大神の時、神武天皇の時、仏来た時と、大切なのは須佐之男神様に罪着せた時、その五度の岩戸閉めであるからこの度の岩戸開きは中々に大層と申すのぞ

愈々いよいよ厳しくなって来たがこれからが正念場だぞ、嫌でも応でも裸にならねばならんぞ、裸ほど結構なもの無い事始めて分かって来るぞ


第二帖(215帖)

九歳は神界の紀はじめの年ぞ、神始めの年と申せよ、一二三、三四五、五六七ぞ、五の歳は子の歳だぞよ

取り違いしない様にせよ、月日の巻十人と十人の役員に見せてやってくれよ、時節到来したのであるぞ、桜咲き神の御国みくには明けそめにけり


第三帖(216帖)

次の世とは通基つきの世の事だぞ、一二ひふの通基つぎの世ぞ、ヒツキの月の世ぞ、取り違いしない様に致してくれよ、智や学があっては邪魔になるぞ、無くてもならない難しい仕組みぞ

月の神様祀ってくれよ、素盞鳴すさなるの神様祀ってくれよ、今に分かる事ぞ、日暮れよくなるぞ、日暮れに祀りくれよ、十柱揃ったら祀りくれと申してあろうがな、神急けるのだぞ


第四帖(217帖)

旧十月八日、十八日、五月五日、三月三日は幾らでもあるぞと申してあろうが、この日は臣民には恐い日であれど神には結構な日だぞと申してあろうが、神心になれば神とまつわれば神とあななえば臣民にも結構な日となるのぞ、その時は五六七みろくの世となるのだぞ

桜花一度にどっと開く世となるのだぞ、神激しく臣民静かな御代となるのだぞ、日日毎日富士晴れるのだぞ、臣民の心の富士も晴れ晴れと富士は晴れたり日本晴れ、心晴れたり日本晴れぞ


第五帖(218帖)

右に行こうとする者と左に行こうとする者と結ぶのが「結び」の神様ぞ、結びの神様とは素盞鳴の大神様だぞ、この御用によって生命現われるのぞ、力生れるのぞ

「結び」がまつりであるぞ、神国の祀りであるぞ、神はその全き姿ぞ、神の姿ぞ、男の魂は女、女の魂は男と知らせてあろうがな


第六帖(219帖)

神界の事は人間には見当取れないのであるぞ、学でいくら極めようとて分かりはしないぞ、学も無くてはならぬが囚われると悪となるのだぞ

しもの神々様には現界の事は分かりはしないのだぞ、分からない神々に使われている肉体気の毒だから身魂みたま磨け磨けと執念くどく申しているのだぞ

三、四月気つけてくれよ、どえらい事出来るからどうしても磨いておいて下されよ、それまでに型かたしておいてくれよ


第七帖(220帖)

オロシヤに上がっておった極悪の悪神が愈々いよいよ神の国に攻め寄せて来るぞ、北に気をつけと、北が愈々ギリギリだと申して執念くどく気つけてあった事近くなったぞ

神に縁深い者には、深いだけに見せしめあるのだぞ、国々もその通りだぞ、神には依帖えこ無いのだぞ

ロシアの悪神の御活動と申すものは、神々様にもこれは到底かなわないと思う様に激しき御力ぞ、臣民と言うものは神の言葉ことは分からんから、悪神の事にとつけるのは分からんと申すであろうが、御とは力一杯の事、精一杯の事を申すのであるぞ

何処から攻めて来ても神の国には悪神には分からん仕組み致してあるから心配ないのだぞ、愈々いよいよと成った時には神が誠の神力出して、天地揺すぶってトコトン降参だと申す処ところまでギュウギュウと締めつけて、万劫末代言う事聞きますと改心する処まで揺すぶるから、神の国、神の臣民心配するでないぞ

心大きく御用してくれよ、何処に居ても御用している臣民助けてやるぞ


第八帖(221帖)

一二三ひふみの食べ物に病無いと申してあろうがな、一二三の食べ方は一二三ひふみ唱えながら噛むのだぞ、四十七回噛んでから飲み込むのだぞ、これが一二三の食べ方頂き方だぞ、神に供えてからこの一二三の食べ方すればどんな病でも治るのだぞ、皆の者に広く知らせてやれよ

心の病は一二三ひふみ唱える事に依って治り、肉体の病は四十七回噛む事によって治るのだぞ、心も身も分け隔て無いのであるが、分かる様に申して聞かせているのだぞ、取り違い致すでないぞ

日本の国はこの方の肉体と申してあろうがな、何んな宝も隠してあるのだぞ、神の御用なら何時でも何んなものでも与えるのだぞ、心大きく持ってどしどしやってくれよ、

集団作るなと申せばばらばらでいるが、裏には裏あると申してあろうが、心は配れよ


第九帖(222帖)

人、神とまつわれば喜悦うれし喜悦しぞ、まつわれば人でなく神となるのぞ、それが真実の神の世ぞ

神は人にまつわるのだぞ、 ・と〇と申してあろうが、戦も ・と〇とまつらうことぞ、岩戸開く一つの鍵だぞ、和すことぞ、神国真中に和すことぞ、それには〇掃除せねばならんぞ、それが今度の戦ぞ

戦の大将が神祀らねばならんぞ、二四ぶしは剣つるぎだぞ、神祀りは神主ばかりがするのではないぞ、剣と鏡とまつらねばならんぞ、まつらえば霊たまとなるのだぞ、今は霊なくなっていると申して知らせてあろうがな

政治も教育も経済の大将も神祀らねばならんのぞ、天の天照皇太神様は更なり、天の大神様、地の天照大神様、天照皇太神様、月の神様、特に篤く祀りくれよ、月の大神様御出まして、闇の世は月の夜となるのだぞ

素盞鳴の大神様も篤く祀ってくれよ、この神様には毎夜毎日お詫びせねばならんのだぞ、この世の罪穢れ負われて陰から守護されて御座る尊い御神様ぞ、地の御神様、土の神様ぞ、祓い清めの御神様ぞ、国々の産土うぶすなの神様祀りくれよ

遅くなればなる程苦しくなるのだぞ、人ばかりでないぞ


第十帖(223帖)

桜咲き神の御国みくには明けそめにけり、十月になったらぼつぼつ分かるぞと申してあろうがな、ハタキかけてバタバタと叩く所もあるぞ、箒で掃く所もあるぞ、雑巾がけしたり、水流す所もあるのだぞ、掃除始まったらバタバタに埒らちつくと申してあろうがな

めぐりだけの事は今度は何うしても借銭かりぜに無しにするのだぞ、花咲く人もあるぞ、花散る人もあるぞ

天のひつ九のカミの御神名書かせるぞ、それを皆の者に分けてやれよ、聞きたい事はサニワで聞けよ、何んなことでも聞かせてやると申してあろうがな、神急ぐぞ、火吹くぞ、火降るぞ


第十一帖(224帖)

江戸に道場作れよ、先ず一二三ひふみ唱えさせよ、神示読みて聞かせよ、鎮魂たましずめせよ、鎮神かみしずめせよ、十回で一通り分かる様にせよ、神祀ってその前でせよ

神がさせるのであるからどしどしと運ぶぞ、誠の益人ますひと作るぞ、こんな事申さんでもやらねばならぬ事だぞ、神は一人でも多く救いたさに夜も昼も総活動している事分かるであろうがな

神懸かれる人早く作るのぞ、身魂みたま洗濯するぞ、神懸かりと申しても狐憑きや天狗憑きや行者の様な神憑かみがかりではないぞ、誠の神憑りであるぞ、役員早く取りかかってくれよ


第十二帖(225帖)

日に日に厳しくなって来ると申してあった事が始まっているのであるぞ、まだまだ激しくなって何うしたらよいか分からなくなり、あちらへウロウロ、こちらへウロウロ、頼る処ところも着るものも住む家も食う物も無くなる世に迫って来るのだぞ

それぞれにめぐりだけの事はせねばならんのであるぞ、早い改心はその日から持ちきれない程の神徳与えて喜悦うれし喜悦しにしてやるぞ、寂しくなったら訪ねて御座れと申してあろうがな、洗濯次第で何んな神徳しんとくでもやるぞ、神は御蔭おかげやりたくてうずうずしているのだぞ

今の世の様さま見ても未だ会得わからんか、神と獣とに分けると申してあろうが、早くこの神示読み聞かせて、一人でも多く助けてくれよ


第十三帖(226帖)

これまでの仕組みや信仰は方便のものであったぞ、今度は正味の信仰であるぞ、神に真っ直ぐに向かうのだぞ、日向ひむかと申してあろうがな、真上に真っ直ぐに神を戴いてくれよ

斜めに神戴いただいても光は戴けるのであるが、横からでもお光は戴けるのであるが、道は真っ直ぐに、神は真上に頂くのが神国のまことの御道であるぞ

方便の世は済んだと申してあろうがな、理屈は悪だと聞かせてあろうが、今度はどうしても失敗すること出来ないのだぞ、神の仕組みには狂い無いなれど、臣民愈々いよいよ苦しまねばならんのだぞ

泥海に臣民のた打ち廻わらねばならんのだぞ、神も泥海にのた打つのだぞ、甲斐ある御苦労なら幾らでも苦労甲斐あるなれど泥海のた打ちは臣民には堪えられんから早く掃除して神の申す事真っ直ぐに肚はらに入れてくれよ

斜めや横から戴くと光だけ影が射すのだぞ、大きいものには大きい影が射すと臣民申して、やむを得ない事の様に思っているが、それはまことの神の道知らぬからぞ、影射してはならないのだぞ

影はあるが、それは影でない様な影であるぞ、悪でない悪であると知らせてあろうが、真上に真っ直ぐに神に向かえば影はあれど影は無いのだぞ、闇ではないのだぞ、この道理みち会得わかるであろうがな

神の真道は影無いのだぞ、幾ら大きな樹でも真上に真っ直ぐに光戴けば影無いのだぞ、失敗しくじり無いのだぞ、それで洗濯せよ掃除せよと申しているのぞ、神の真道みち会得わかったか

天にあるもの地にも必ずあるのだぞ、天地合わせ鏡と聞かせてあろうがな、天に太陽様ある様に地にも太陽様あるのだぞ、天にお月様ある様に地にもお月様あるのだぞ、天にお星様ある様に地にもお星様あるのだぞ、天から息吹けば地からも息吹くのだぞ、天に悪神あれば地にも悪神あるのだぞ

足元に気をつけよと申してあろうがな、今の臣民、上ばかり見て頭ばかりに登っているから分からなくなるのだぞ、地に足つけよと申してあろうが、地拝おろがめと、地にまつろえと申してあろうが

地の神様忘れているぞ、下と申してもクライの低い神様のことでないぞ、地の神様ぞ、地にも天照皇太神様、天照大神様、月読大神様、須佐鳴之大神様あるのだぞ、知らせてあること、神示よく読んで下されよ

国土の事、国土の誠の神を無きものにしているから世が治まらないのだぞ、神々祀れと申してあろうがな、改心第一と申してあろうがな、七人に伝えよと申してあろうがな

吾れ善しはちょんぞ


第十四帖(227帖)

お日様丸いのでないぞ、お月様も丸いのではないぞ、地球も丸いのではないぞ、人も丸いのが良いのではないぞ、息しているから丸く見えるのだぞ、活はたらいているから丸く見えるのだぞ、皆形無いものいうのぞ、息しているもの皆丸いのだぞ

神の経済この事から生み出せよ、大きくなったり小さくなったり神の御心通りに活はたらくものは丸いのだぞ、丸い中にも心あるぞ、神の政治、この事から割り出せよ、神は政事の姿であるぞ、神の政治生きているぞ、人の政治死んでいるぞ


第十五帖(228帖)

十柱の神様奥山に祀ってくれよ、九柱でよいぞ、何いずれの神々様も世の元からの肉体持たれた生き通しの神様であるぞ、この方合わせて十柱となるのだぞ、御神体の石集めさせてあろうがな、篤あつく祀って、辛酉かのととりの日にお祭りしてくれよ

病あるか無いか、災難来るか来ないかは手届くか届かないかで分かると申してあろうがな、届くとは注ぐ事ぞ、手首の息と腹の息と首の息と頭の息と足の息と胸の息と臍へその息と脊首うなくびの息と手の息と八所十所の息合っていれば病無いのだぞ

災難見ないのだから、毎朝神拝みてから良く合わせてみよ、合っていたらその日には災難無いのだぞ、特に臍の息一番大切だぞ、もしも息合っていない時にはヒフミ唱えよ、唱え唱えて息合うまで祷いのれよ、何んな難儀も災難も無くしてやるぞ

この方意富加牟豆美神おおかむづみのかみであるぞ、神の息と合わされると災難、病無くなるのだぞ、大難小難にしてやるぞ、生命助けてやるぞ、この事はこの方信じる人でないと誤るから知らせるではないぞ

手二本足二本入れて十柱ぞ、手足一本として八柱ぞ、この事早く皆に知らせてどしどしと安心して働く様にしてやれよ

飛行機の災難も地震罪穢れの禍いも大きい災難ある時には息乱れるのだぞ、「一二三祝詞」と「祓え祝詞」と神の息吹と息と一つになっておれば災難逃れるぞ、信じる者ばかりに知らせてやってくれよ


第十六帖(229帖)

悪の衣きぬ着せられて節分に押し込められし神々様御出ましぞ、この節分からは愈々いよいよ神の規則通りになるのだから気つけておくぞ、容赦は無いのだぞ、それまでに型させておくぞ、御苦労なれど型してくれよ、「ヤの身魂」御苦労

石なぜもの言わぬのぞ、愈々となっているではないか、春になったら何んな事あるか分からんから今年中に心の洗濯せよ、身辺洗濯せよ、神の規則臣民には堪たえられんことあるかも知れんぞ、気つけておくぞ


第十七帖(230帖)

何もかもひっくるめて建て直しするのであるから何処から何が出て来るか分からんぞ、御用はそれぞれの役員殿、手分てわけて務めてくれよ、皆の者に手柄させたいのぞ、一ヶ処の御用二人宛ずつでやってくれよ、結構な御用であるぞ、いずこも仮であるぞ

世が変わったら結構に真通理まつりくれよ、今は型であるぞ、祀れと申してあること忘れるなよ、まつわらねばならんのだぞ、神が付いているのだから神の申す通りにやれば箱指した様に行くのだぞ、産土うぶすな神様忘れずにな


第十八帖(231帖)

富士の御用は奥山に祀りてくれよ、カイの御用も続けてくれよ、江戸一の宮作ってくれよ、道場も同じぞ、渦海うずうみの御用とは渦海の鳴門と湖の諏訪すわと湖のマアカタと三所へ祀りくれよ、その前の御用、言葉で知らせた事済んだぞ

湖マアカタとは印旛いんばぞ、十柱とは火の神、木の神、金の神、日出之神、竜宮の乙姫、雨の神、風の神、地震の神、荒れの神、岩の神であるぞ、辛酉かのととりの日に祀ってくれよ、

しばらく御神示おふで出ないぞ、皆の者早く今までの神示肚はらに入れてくれよ、神急けるぞ、神示読めば神示出て来るぞ、神祀り早く済ませてくれよ


第十九帖(232帖)

海には神の石鎮め祀ってくれよ、山には神の石立てて樹植えてくれよ、石は神の印つけて祀る所に置いてあるぞ、祀る所に行けば分かるようにしてあるぞ、祀り結構ぞ、富士奥山には十柱の石あるぞ、十柱祀ってくれよ


第二十帖(233帖)

今度は世に落ちておいでなされた神々様を上げねばならんのであるぞ、臣民もその通りだぞ、神の申す通りにすれば何事も思う通りにスラスラと進むと申してあろうがな

これからは神に逆らうものは一つも埒あかんぞ、やってみよれ、九分九厘でグレンだぞ、神の国は何うしても助けねばならんから、神が一日一日と延ばしていること分からんか

皆の者が神を軽くしているからお蔭無くなっているのだぞ、世の元の神でも身魂となっていたのでは誠の力出ないのだぞ、今度の仕組みは世の元の生き通しの神でないと間に合わんのだぞ

どこの教会も元は良いのであるが、取り次ぎ役員がワヤにしているのぞ

今の様は何事ぞ、この方は力あり過ぎて失敗しくじった神だぞ、この世構うこの方さえ我で失敗ったのぞ、執念くどい様なれど我を出すなよ、慢心と取り違いが一番気障きざりだぞ

改心チグハグだから物事後先になったぞ、仕組みは少しは変わるぞ、今の役員、神の道広めると申して我を広めているではないか、そんな事では役員とは言わせんぞ

今までは神が世に落ちて人が神に成っておったのぞ、これでは世は治まらんぞ、神が上で、臣民、人民下に居なければならんぞ、吾が苦労して人を救う心でないと今度の岩戸開けんのだぞ、岩戸開きの御用する身魂は吾われの苦労で人助けねばならんのぞ、十年先は五六七みろくの世だぞ

今の人間は鬼より蛇より邪見だぞ、蛇の方が早く改心するぞ、早く改心せねば泥海にしなければならんから神は日夜の苦労ぞ、道は一つと申してあろうがな、二つ三つ四つあると思ってはならんぞ、足元から鳥立つと申してあろうが

臣民は火が付いてもまだ気づかずにいるが、今に体に火がついてチリチリ舞いしなければならんことになるから、神は執念くどく気つけておくのだぞ

三四みよ気つけてくれよ、神の国は神の力で何事も思う様に行く様になっているのに学や智に邪魔されている臣民ばかり、早く気付かんと今度と言う今度は取り返しつかんぞ

見事な事を神がして見せるぞ、見事なコトだぞ、人間には恐ろしいことだぞ、大掃除する時は棚のものを下に置く事あるのだぞ、下にあったとて見下げてはならんぞ

この神は神の国の救われること一番願っているのだぞ、外国人も神の子ではあるが生来が違うのだぞ、神の国の臣民が誠の神の子だぞ、今は曇っているなれど元の尊い種を植えつけてあるのだぞ、曇り取り去ってくれよ

依怙えこの様なれど外国は後廻しぞ、同じ神の子でありながら神の臣民の肩持つとは公平でないと申す者あるなれど、それは昔からの深い仕組みであるから臣民には会得わからんことであるぞ

一に一足す、二でないと申してあろうが、何事も神の国から神の臣民からぞ、洗濯も同様ぞ、今度御用外したら何時になっても取り返しつかんことになるのだから心して御用してくれよ、やり損ない出来ん事になっているのぞ

天に一柱、地に一柱、火にも焼けず水にも溺れぬ元の種を隠しておいての今度の大立て替えぞ、何んなことあっても人間心で心配するでないぞ、細工は流々仕上げ見てくれよ、この神はめったに間違い無いぞ

三千年地に潜っての仕組みで、悪の根まで調べてからの仕組みであるから、人間殿心配せずに神の申す様に素直に致して下されよ、末法の世とは地の上の大将の器無くなっていることだぞ、オロシヤの悪神と申すのは泥海の頃から生きている悪の親神であるぞ

神の国は結構な国で世界の真中の国であるから、悪の神が日本を取って末代の住家とする計画でトコトンの智恵を出して何んなことしても取る積りで愈々いよいよを始めているのだから、余程褌ふんどし締めて下されよ

北に気を付けてくれよ、日本の上に立って居る守護神に分かりかけたらバタバタに埒あくぞ、早く改心してくれよ


第二十一帖(234帖)

神懸かりと申しても七つあるのであるぞ、その一つ一つがまた七つに分かれているのだぞ、元神ガカリ、かみかかり、か三か・りぞ、・ガカリぞ、〇かみか・り、か三か・り、かみか・りだぞ、神懸かっていないと見える神カカリが誠の神カカリと申してあろうが

そこらに御座る神憑りは五段目六段目の神憑りぞ、神カカリとは惟神かんながらの事ぞ、これが神国の真事まことの臣民の姿ぞ

惟神の国は惟神ぞ、神と人と融け合った真事まことの姿ぞ、今の臣民の言う惟神では無いぞ、真事の神にまつりあった姿ぞ、この道理分かったか

悪の大将の神憑りは神憑りと分からんから気つけてくれよ、これからは神カカリでないと何も分からん事になるのだぞ、早く神カカリになる様掃除してくれよ

神の息吹に合うと神カカリになれるのぞ、一二三ひふみ唱えよ、祓え宣れよ神称えよ、人称えよ、神は人を誉め、人は神を称えてまつりくれよ、まつわりくれよ、融合あなないしてくれよ


第二十二帖(235帖)

左は火ぞ、右は水だぞ、火の神と水の神ぞ、日の神と月の神だぞ、日の神ばかり拝んで月の神を忘れてはならんぞ、人に直々の恵み下さるのは水の神、月の神ぞ、じゃと申して日の神を疎かにするでないぞ

水は身を護る神だぞ、火は魂を護る神だぞ、火と水とで組み組みて人ぞ、魂と水を組んで人ぞ、身は水で出来ているぞ、火の魂入れてあるのだぞ、国土も同様ぞ、渦海の御用大切だぞ


第二十三帖(236帖)

いざとなればこの世の位も宝も富も勲章も役には立たんのだぞ、この世を去って役に立つのは身魂みたまの徳だけぞ、人に知られない様に徳を積めと申してあろうがな、神の国天国に積む徳のみが光るのだぞ、身に付いた芸はそのまま役に立つぞ

マアカタの御用結構であったぞ、富士が晴れるぞ、湖が晴れるぞ、この巻、日の出の巻として纏まとめて役員に読ませて一二三ひふみとして皆に知らせてくれよ、神は急ぐぞ